2011年5月3日 12時24分 更新:5月3日 17時4分
ソニーは3日、パソコン向けのオンラインゲームを運営する子会社「ソニー・オンラインエンタテインメント」(本社・米国カリフォルニア州、SOE)の利用者約2460万人分の氏名や住所などの個人情報が流出した可能性があると発表した。同社ではゲーム機などのインターネット配信サービスの利用者で、最大7700万人分の個人情報が漏れた恐れがあることが判明しているが、今回は別のネットワーク。一連の情報漏れ問題は、最大で計1億人超の個人情報が流出した可能性があるという異例の事態に発展した。
同社によると、このうち約1580万人が米国の顧客で、日本の利用者は約18万5000人。今回もハッカーによる不正なアクセスで情報が持ち出された可能性が高いとみている。【竹地広憲】