東京ドーム:自家発電機導入で大幅節電目指す

2011年5月2日 20時22分 更新:5月3日 5時3分

大幅な節電を目指す東京ドーム=東京都文京区で2011年1月23日、本社ヘリから武市公孝撮影
大幅な節電を目指す東京ドーム=東京都文京区で2011年1月23日、本社ヘリから武市公孝撮影

 巨人と東京ドームは2日、同ドームで公式戦が3日から始まるのを前に、7~9月の節電対策を発表した。照明や空調などを抑えたうえで自家発電機を導入し、政府が目標としている夏場の最大使用電力15%削減を上回る前年比4、5割の削減を目指す。

 試合中の照明を、通常の800キロワットから590キロワットに減らし、空調を1、2度高い28度に設定。通路や外周の照明は半分程度にし、大型ビジョンも使用回数を減らす。自家発電機は11日のナイター初戦から2台導入し、6月中旬には計5台に増強する。

 これらの節電策で2220~2390キロワット抑え、昨年比37~50%の削減率を見込んでいる。また、5、6月もほぼ同様の節電策を実施し、シーズン中の使用電力量は平均40%程度削減できる見通し。

 一方、西武ドームはナイター時の照明を3分の2程度に減らし、売店や電光掲示板などの電力も抑え、25%削減を目指すという。【立松敏幸】

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