【東京聯合ニュース】日本を訪問中の韓国最大野党民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表が28日、「直視と善隣友好関係発展」という韓日関係に対する所信を示した。
孫代表は27日に東京入りした。訪日2日目のこの日は午前に民主党の仙石由人代表代行(内閣官房副長官)と会談したのをはじめ、日本政界関係者と相次ぎ会い、韓日関係発展案を力説した。28日夕には菅直人首相を表敬訪問する。
1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が署名した韓日共同宣言に言及し、「今後の韓日関係はこれに基づき、過去を直視し未来志向の善隣友好に発展しなければならない」と強調。菅直人首相が昨年8月に発表した談話については、「1998年の共同声明以後、最も進展した誠意ある内容だった」と評価した。
都内の日本記者クラブで行った会見では、特に南北問題に対する見解を明らかにした。朝鮮半島問題の平和的解決に向けては、忍耐をもって北朝鮮の改革、開放を説得し続けなければならないとし、北朝鮮の人権問題、核兵器、ミサイル開発などに対し、国際社会とともに断固とした立場を維持していくと述べた。
金正日(キム・ジョンイル)総書記から三男・正恩(ジョンウン)氏への権力継承については「3代世襲は明らかに間違っており、21世紀にあり得ない体制」だと指摘しながら、北朝鮮を相手にしないわけにはいかないのもまた現実だと述べた。
北朝鮮による日本人拉致問題に関しては「日本人の心を十分理解している。この問題が円満に解決されるよう最善の支援を尽くす」と述べた。
来年の大統領選挙に対しては、「民主進歩陣営を大統合しハンナラ党との一対一の構図で選挙をすれば、十分に勝算がある」と自信感を示した。
このほか、先月に民主党議員が日本とロシアが領有権を争っている北方領土の国後島を訪問したことについては「日本国民の心を傷つけたと聞いているが、党とはまったく関係のない私的な行動だった」と説明した。
一方、仙石代行は孫代表との会談の席で、父母の世代がナショナリズムにとらわれ誤ったことを直視すべきだと述べ、歴史問題に間接的に謝罪の意を示した。新たな韓日関係を築くため日本と韓国が共同で努力しなければならないと述べた。また、東日本大震災に対する韓国の支援に謝意を示した。
孫代表が2018年冬季五輪の平昌誘致支援を要請すると、仙石代表代行は「誘致成功を願い、私たちも積極的に協力する」と応じた。
日本記者クラブで会見を行う韓国民主党の孫鶴圭代表=28日、東京(聯合ニュース)
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