2011年 6月27日 | ||||||||||||||||||||
県が乳牛の受け入れを強化へ [17:30] | ||||||||||||||||||||
東日本大震災による全国的な生乳の供給量不足を受けて、県は乳牛の受け入れを強化しています。
日田市では27日北海道で買い付けられた乳牛が酪農家に引き渡されました。 日田市で酪農を営む本川一喜さんは県の助成事業を活用して新たに3頭の乳牛を購入しました。 東日本大震災や福島第一原発事故の影響で、東北地方の一部で生乳が出荷停止となっていることから、全国的に生乳が不足していて、バターなどの加工品への影響についても懸念されています。 これを受けて県では乳牛の受け入れに力を入れていて、生乳の安定的な供給拠点を目指して取り組みを進めています。 日田市で酪農を営む若手グループはこれまで秋口にしていた乳牛の買い付けを需要が見込まれる夏場に合わせて前倒しして対応しています。 27日、県酪農業協同組合の日田支所には買い付けられた乳牛30頭が運び込まれ、それぞれの酪農家へと振り分けられていきました。 また、県では来月の議会に上程される補正予算案にさらなる支援対策事業を盛り込んでいます。 新たな支援策では乳牛購入で1頭あたり60万円を無利子で貸し付けるほかメス牛の産み分けに対する費用も助成する方針です。 県では2011年度乳牛を900頭増やすことを目標にしていて、経営規模の拡大による酪農の活性化を期待しています。 | ||||||||||||||||||||
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