岡山中央署は24日、2002年に岡山市のマンションに男性を監禁、重傷を負わせた逮捕監禁致傷容疑で指名手配していた川崎市川崎区小田、元指定暴力団山口組系組員中岡浩一容疑者(45)を逮捕した。公訴時効(7月24日)が残り1カ月に迫っていた。
逮捕監禁致傷罪の時効は7年だが、刑事訴訟法は共犯者の起訴から判決確定までの間は時効停止と規定。同罪などで02年11月から逮捕、起訴された共犯者7人全員の有罪判決確定が04年9月だったため、本来の時効(09年10月14日)より約1年9カ月延びていた。
同署などによると、交友関係などの身辺捜査を続けていたが行方がつかめず、最近は足取りが途絶えていた。今月に入って「川崎にいるらしい」との情報をキャッチ。中岡容疑者が住居移転手続きをしていたことなどから自宅アパートを割り出した。「当時のことはよく覚えていない」と否認。時効を忘れていたか勘違いしていた可能性もあるとみられる。
逮捕容疑は、中岡容疑者は所属していた組の組長ら7人と共謀。山口県萩市の男性=当時(33)=を02年10月11日夜から同15日午前まで岡山市北区岡町のマンションなどに監禁、殴る蹴るの暴行を加えて全身に約1カ月の重傷を負わせた疑い。