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【三重】

松阪市長が菅首相批判 自然エネルギー20%「感情論」

2011年6月28日

 松阪市の山中光茂市長は27日、市議会一般質問の答弁の中で、菅直人首相が推進する自然エネルギー政策に関して「感情論やイデオロギーで話すべきではない。政争の具にする問題ではない」と批判した。浜口高志氏(真政クラブ)の質問に答えた。

 山中市長は、ソフトバンク(東京都)が建設を目指している大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、「平地部の日照時間がある所で、耕作放棄地はまとまった単位であるものではない」と、具体性がない計画だと指摘。「アホな総理がそのまままともに受け止めて、自然エネルギー20%と軽々しく言っている」とこき下ろした。

 その上で、山中市長は「エネルギーの今後のあり方を真剣に考えて、市民生活への影響を考えることが大事」と力説。電力需要を厳格に分析して今後のビジョンを示す必要性を説いた。

 他の市町が導入している太陽光発電の補助金制度にも、否定的な考えを示した。 (戸川祐馬)

 

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