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エコ診断員 節電でアドバイス

6月28日 16時35分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

去年と比べて一律15%を目標にした節電の取り組みが来月から始まるのを前に、家庭での節電をアドバイスする「エコ診断員」が会社に出向き、具体的な節電対策を教える取り組みが始まりました。

この取り組みは、家庭での節電を進めようと環境省が今月からスタートしました。東京・千代田区の製紙会社の本社には、研修を受けた4人の「家庭エコ診断員」が出向き、事前に提出してもらったアンケートを基に、社員と面接をしながらそれぞれの家庭に合った節電対策をアドバイスしていきました。診断員は、パソコンの画面に取り組んでほしい節電対策を示しながら、「待機電力を減らす」とか、「省エネのテレビに買い換える」など具体的なアドバイスをしていました。そして、最後に示された対策を行えば、どれくらい節電ができるかを伝えていました。対策を実施すれば「18パーセント節電できる」と診断された男性は「15%の目標は達成できそうで、ほっとしました。ふだんから節電しているつもりですが、さらにできるとわかってよかったです」と話していました。会社の担当者は「家庭で節電の意識を持ってくれれば、職場での節電にも率先して取り組んでくれると期待しています」と話していました。「エコ診断員」による節電アドバイスは、これから8月まで首都圏のおよそ100の企業で行われます。