自衛隊における一高−東大−内務省 閥の頂点にあって 初代陸幕長として4年、初代統幕議長として10年の長きにわたって 自衛隊に君臨し、絶大なる影響力を誇った。
むろんこんな人事が許されたのは、官僚出身であったが故である。
この弊害は、防衛庁が内務軍閥と云われるもとになり、 自衛隊における旧陸軍出身者との主導権争いは、 第8代の山田正雄陸幕長まで続いた。