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 更新時間: 2011年06月28日08:06:12

夫の浮気を疑い殺害したとして妻に懲役5年

2010年8月、三重県大台町の自宅で夫の首を絞め殺害したとして、殺人の罪に問われた女の裁判員裁判で津地方裁判所は女に懲役5年の判決を言い渡しました。

殺人の罪で判決を受けたのは三重県大台町の元看護師、大西幸子被告(48)です。判決によりますと、幸子被告は去年8月、浮気されていると妄想し夫の重幸さん(当時55歳)の首をタオルで絞め殺害しました。裁判で弁護側は、犯行時に重幸さんの抵抗がなかったことなどから承諾殺人罪が成立すると主張してきましたが、判決で津地裁は「意識を失っていて抵抗できなかった可能性が高い」などとして弁護側の主張を退けました。その上で「5分間首を締め続けるなど強固な殺意に基づく悪質な犯行」などとして、幸子被告に懲役5年の判決を言い渡しました。

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