中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

斎藤「マジですか」 ロッテと同便で札幌へ

2011年6月28日 紙面から

ロッテ戦での復帰に向け、札幌に向かう日本ハム・斎藤=羽田空港で

写真

 左脇腹痛で2軍調整を続けていた日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が27日、羽田空港発の航空機で札幌入りした。29日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発する斎藤は「ちょっと緊張してます。あとは1軍で結果を出すだけ」とキッパリ。28日に1軍に合流。札幌ドームでブルペン入りし、復帰戦に備える。

 いざ札幌−。斎藤はダーク系のスーツにストライプのネクタイを締め、久々に、北の大地に降り立った。「最低でも5イニングは投げたい。気持ちの高ぶりはまだないけど、直前になったら感じると思う」。5月8日のソフトバンク戦(札幌ドーム)での無念の1イニング降板から約2カ月。斎藤は2軍暮らしで4キロ絞れた精悍(せいかん)な表情で、力強く語った。

 斎藤が「マジですか」と目を丸くするハプニングもあった。4月17日のデビュー戦以来の再戦を控えるロッテナインも同じ便で移動だったのだ。チーム本隊は福岡から直接札幌に移動したが、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設に滞在していた斎藤だけは単独移動。里崎、福浦、井口らそうそうたるメンバーが先に乗り込む中、斎藤は混乱を避けるためか、最後に飛行機に乗り込んだ。目立った接触はなかったが、思わぬ“前哨戦”に燃えるものもあったはずだ。

 斎藤が不在の間に、チームは首位ソフトバンクに2ゲーム差と迫った。梨田監督も「使う以上は球数も放ってほしいね」とあくまで戦力として期待をかける。52日ぶりの1軍マウンドは斎藤の真価を問われる場になりそうだ。 (臼杵秀之)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ