＜Ｏ１５７＞感染の８４歳男性死亡　堺

　大阪府地域保健感染症課は２４日、病原性大腸菌「Ｏ１５７」に感染した堺市内の男性（８４）が死亡したと発表した。Ｏ１５７の患者の死亡は府内で今年初めて。

　同課によると、男性は２０日に下痢などの症状が出て、翌日に入院。ベロ毒素が確認された。２４日に容体が悪化し死亡した。

　男性は１６日に堺市内の飲食店で家族と生レバーを食べたが、男性以外に腹痛などを訴えている人はいないといい、同市保健所が感染経路を調べている。【内田幸一】

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