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Top > 特集記事 > 社会 > 2011.5.16
国民にはとても言えない
スクープ 東電内部文書入手!「フクシマは止められない」
■どんどん被曝していくので ■働ける人がいなくなる
■事故は現場で起きている  
事故収束までの「ロードマップ」には、決定的に抜け落ちている視点がある。現場で作業にあたる東電熟練社員の被曝量が、どんどん蓄積していくことである。このままだと、現場に人がいなくなる。

どんどん被曝していくので
 手元に、東京電力の幹部が「社内討議用」として作成した一通の文書がある。

 文書のタイトルは、「福島第一原子力発電所安定化に向けた被ばく管理について」とされ、【重要】と付記されている。

〈福島第一原子力発電所安定化に向けた工程を遂行するために、当社では保全・土建関係の要員を中心にした300人規模の復旧班を編成し、対応体制を構築。

・これまでの被ばく量に加え、これらの要員が高被ばく線量となる見込み。

・このうち保全要員については、他の事業所からの要員を交替・補充し、全社要員の2/3にあたる600人体制で実施した場合には2012年1月に、全社要員(950人)を総動員した場合には2012年11月に、それぞれ平均100ミリシーベルトを超えると予測〉

 東京電力は4月17日に「福島第一原発・事故の収束に向けた道筋」(通称・工程表)を発表し、6〜9ヵ月後に各原子炉を冷温停止状態に持っていく、としていた。














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