大相撲名古屋場所の開幕を前に、日本相撲協会の場所担当部長の友綱親方(元関脇魁輝)が24日、愛知県警で舘喜代孝組織犯罪対策局長と会い、7月10日からの期間中の暴力団排除に協力を要請した。
親方は「協会としても暴力団排除に全力を尽くす。力士が土俵で全力を出せる場所にしたい」と述べ、暴力団関係者が会場の愛知県体育館に入り込まないよう警戒を求める要請書を手渡した。
相撲協会は昨年の名古屋場所で、会場に監視カメラ2台を設置する異例の対策を取ったが、今年も続けるという。県警も暴力団担当の捜査員を派遣する方針。