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大リーグ:ドジャースが破産法を申請

 【ニューヨーク小坂大】経営の悪化が懸念され、米大リーグ機構(MLB)の監視下に置かれているドジャースは27日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を米デラウェア州の裁判所に申請した。黒田博樹投手の所属する名門球団は混迷を深めている。

 AP通信などが報じた。球団オーナーのフランク・マッコート氏はFOXスポーツと巨額のテレビ放映権料を契約して収拾を図ろうとしたが、MLBが認めなかった。球団は、このため破産法を申請して非難している。

 球団は共同オーナーだった夫人とマッコート氏の離婚で、球団所有権を含めた財産分与争いが泥沼化。夫妻が球団関連会社から多額の借り入れをした記録も残っており、MLBは放映権料の契約が「私的な目的で使用されかねない」との理由で認めなかった。

 同法11条は現経営陣が事業を続けながら再建計画を策定できるため、球団は「日々の業務やチームに混乱はない」としている。MLBは球団の管理責任者に前駐日大使のトーマス・シーファー氏を選任している。

毎日新聞 2011年6月28日 0時56分

 

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