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'11/6/24

ペリー提督兄の末裔が萩訪問


 1853年に黒船で日本に来航し、開国を迫った米国のペリー提督の兄の子孫にあたるマシュー・カルブレイス・ペリー博士(70)が25日、幕末の思想家吉田松陰の生誕地萩市を初めて訪れ、講演する。海外密航を企ててペリー提督の黒船に乗り込んだ松陰の私塾、松下村塾も訪ねる。

 ペリー博士は米国在住の野生生物学者。海軍士官の経験もある。講演会は市が主催し、25日午後2時半から萩博物館である。博士は「子孫の語るペリー提督」の演題で講演し、「吉田松陰の生きた時代とペリー提督」のテーマで萩博物館の道迫真吾研究員と対談する。定員80人(当日先着順)で無料。

 ペリー博士が高知県での日米交流イベントに参加するため来日するのに合わせて萩市が依頼した。博士は26日、松下村塾なども見学する。市企画課=電話0838(25)3102。

【写真説明】ペリー提督の兄の子孫にあたるペリー博士




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