(cache) 放射性物質、7年で太平洋に拡散 福島原発からの放出 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 放射性物質、7年で太平洋に拡散 福島原発からの放出

     福島第1原発事故で放出された放射性物質は太平洋を拡散し、さらなる放出がなければ7年後に全ての海域で事故前の濃度と区別がつかないほど薄まるとのコンピューターによる解析結果を、日本原子力研究開発機構がまとめ、24日発表した。

     機構は、半減期が長く長期間影響が残る放射性セシウム137の広がりを計算。海に放出されたり大気から降下したりしたセシウムは、高濃度の部分が塊となり、黒潮などの海流に乗って東方に移動しながら拡散する。

     1年後には最も濃度の高い部分でも、高濃度だった約50年前の約3分の1に低減。7年後には過去の大気圏内核実験によるものと見分けがつかなくなる。

      【共同通信】