2011年06月26日

市内で三軒

/らーめん桜亭2号店@秦野市今川町にてらーめん/タンタン麺とからあげのジェイタン@秦野市大秦町にて熱烈ジェイタン極みと黄金からあげ/博多山笠本店@秦野市渋沢にて博多らーめん/

 足は完治はしていないけど愛犬の散歩、二週間もどこにも出掛けられないのは何とも可愛そう。
 梅雨に入ったけど雨が降っていないので、三十分ほど近場をぐるっと回ってきました。

 本日は大安と言うこともあって移転して新規オープンするラーメン店が市内には珍しく二店あったのですが、うっかりして一店舗しか行かれませんでした。

 今月の二十二日(大安ではない)にオープンしたらーめん桜亭2号店@秦野市今川町、らーめん桜亭の2号店とのことですが本支店の関係とかを店主さんにお聞きすることが出来ていません。

 店先に置かれたお祝い宛先も「らーめん桜亭2号店」と「らーめん桜亭秦野今川町店」の二種類が混在しているし。
 雑誌の取材ではないから電話で確認するほどではないし、そもそも電話番号が非公開だし。
 秦野駅から五分程度で歩ける距離ではありますが、クルマで立ち寄ることが多い場所、近くに市営駐車場があるけど「実費」とのこと。
 しかしまあ、2003年の年末にオープンした1号店はとても2号店を出せるほど繁盛しているとは思えなかったけど、平日の昼間はお客さんが多かったのかなぁ。
 入ってみるとすぐ左手がカウンター、カウンターの先が厨房、厨房には店主さんが調理をされていたので1号店はお弟子さんが営業されているのでしょう。

 カウンター六席、テーブルは四人掛けが二卓に二人掛けが一卓、お祝いの花を無下にしたくない気持ちは分かるけど、お客さんのテーブルにドンと胡蝶蘭の鉢を置くのはどうかと思います。
 先客の二人がカウンター席に座っていて、その間に座るのもどうかと思い(座れたら店主さんに話が聞けましたけど)、テーブル席に座ってオーダーします。
 メニューはらーめん(醤油味)としおらーめん、つけめん、気になるのは「もうひとつのしょうゆ」と「もうひとつのしお」で全部で五種類。
 サイドメニューは炙りチャーシューとワンタン、アルコールはビール、焼酎、日本酒と揃っています。
 そんなに待たされることなくらーめん六百五十円、ドンブリのつば(脚)の部分が高くてちょっと不安定ですね。

 スープは今時珍しい獣臭がハッキリした豚骨醤油味、同じ人が作っているから当たり前ですが、1号店と同じ味わい、すっきりもくっきりもしていない同じ味わい。
 中太麺はわずかに柔らかめに茹で上げてあってスープには明らかに負けていますが、この店はスープがウリだからこのままでいいのでしょう。
 ほろほろと崩れるチャーシュー、たっぷりの水菜、青ネギ、板海苔、とドンブリの中身は事前情報が無くても間違えようが味わいです。
 ご馳走様でした、「もうひとつの」を食べに来なくてはなりませんね。
 夜は十二時まで営業されていると言うことで、夜は居酒屋になりそうですが、これからも頑張ってください。

 店を出てもう少し西に行かなければならないのに、何を勘違いしたのか駅に向かってしまいました。
 秦野駅ロータリーに面する場所に今年の四月にオープンしたタンタン麺とからあげのジェイタン@秦野市大秦町、駅から徒歩一分もかからないので「いつか乗り過ごした夜」に行こうと思っていて、全く行かれず。
 もうそういう偶然に頼ることなく、と、お休みの日に来てみたわけです。

 店先の壁は全てガラスで、南向きだから夏は厳しそうだなと思いつつ店内に入るとかなり奥に長い構成、カウンター六席と八席、テーブルは四人掛けが二卓に二人掛けが一卓と広々としています。
 入口近くのカウンター席に座ってメニューを眺めてみると、「四川ジェイタン」はなんと三百九十円、どんなジェイタン(担々麺のことらしい)なのか確認したかったけど、ま、いいかと、お店で一番辛いメニューをオーダーしました。
 サイドメニューには餃子やチャーハンも揃っていてラーメンダイニングといった感じ、アルコールもそこそこ揃っていて夜は賑わっていることでしょう。
 白いTシャツを着ていましたが自分でお願いしない限りは紙エプロンは勧められないようです。

 そんなに待たされることなく熱烈ジェイタン極み八百五十円(メニュー表記で唐辛子九本)、麺類をオーダーすると半ライスが付きますがお断りしました。
 練り胡麻たっぷりのオレンジ色のスープにはモヤシが一緒に炒めてあり、刻まれたニラとネギが散らされています。
 中本を食べ慣れていると大抵の激辛は何とも感じないのですが、ここの激辛スープも「ちゃんと唐辛子、入れてんのか」な感じ、かといって卓上の一味唐辛子を入れるのは違うと思います。
 自家製麺は極細で柔らかめ、激辛スープの熱さに負けないようにシッカリと打たれてはいますが、麺と麺が絡むのは避けられないようです。
 シッカリと作られた美味しい担々麺だですけど無難に美味しいという感じで、「ジェイタンの(担々麺)が食べたい」というヒキは感じられませんでした。

 一緒に頼んだ黄金からあげ百九十円、セットにしたから幾らか安くなるのかと思ったら一円も安くなっていませんでした。
 一口サイズではなく鶏一匹分のモモ肉を使った唐揚げ、一口サイズに切り分けてありました。
 ドレッシングを掛けるわけではなく軽くスパイスが振ってあり、そのまま食べてみると「何か値段設定が間違っているでしょ」と思わせるほど美味しい。
 衣も肉も美味しく、付け合わせの千切りキャベツと一緒に食べてもいい感じです。
 しかし個人的には衣の柔らかさが好みではありません、美味しすぎてビールには合わない感じですし。
 ご馳走様でした、とレジで会計する時にジェイタンの由来を聞くのを忘れてしまいました。

 戻ってきて昨日までの日記をまとめてアップしていたら八時近くになってしまい、ちょっと買い物をしたかったダイソーが終わってしまいました。
 田舎は夜が早いから、ついうっかりしているとどこのお店も閉まってしまいます。

 バイクのガソリンを入れるついでに昼間に行き損なってしまった本日移転オープンしたお店に向かうと、店内に明かりは付いていたけどシャッターが閉まっていました。
 うーん、残念。
 仕方ないので来週来ることにして、もう一軒の本日移転オープンした博多山笠本店@秦野市渋沢に行ってみました。

 以前は国道から中央運動公園に抜けていく途中の堀西にあったのですが、平塚市に支店を出したかと思ったら、国道沿いに移転して「本店」になりました。
 って、五十人は入れるほどでっかい箱じゃないですか、駐車場は十五台近く停められてほぼ満車だし。
 お店がどのくらい繁盛していたか分からないけど、ここまで大きな箱を出すほど儲かっていたとは思えず、誰か金を出した人がいるだろうと店の周りにあるお祝い花を丹念に見てみると、地元の人なら「ははぁ」と分かる資産家からお祝いが来ていました。
 ほほう、と階段を上って店内へ、店内中央の大きな柱があって壁になっていて、すぐ左手に券売機がありましたが、「飲食される方は後会計でも構いません」と貼り紙があります。

 食券を買って右手に目に付いたカウンター席へ座りつつ、通りかかった店員さんに食券を渡すと「固さはどうされますか」と聞かれたので普通でお願いしました。
 席に着いてお冷やを飲みながら席数を数えます、カウンターが二席、三席、四席と全九席、四人掛けが三卓、二人掛けが三卓とテーブルが十八席、こちら側だけで二十一席。
 厨房に近い方は十人は座れる小上がりが二つ、壁向きのカウンターが五席と二十五席、全部で五十席弱もあってほぼ満席は凄いですね。
 メニューは醤油と味噌のみであとはトッピングのバラエティだけ、と思ったらカレーライスやご飯物もラインナップされていました。
 少し待たされて博多らーめん六百五十円、「博多ラーメン」にしては百円程度高い気がします。

 マイルドなトンコツスープに青ネギが散らしてあって「どこが長浜ラーメン?」的な麺相、極細麺は味がどうとか言うレベルではありません。
 固めのチャーシューに板海苔、堀西時代には茹でモヤシと細切りキクラゲが乗せてあったような気がします。
 思い起こせばスープに掛けられていたマー油も無くなっていましたが、これらはオープン日のオペミスでしょうか。
 さて、麺を半分ほど食べたので味変えをしようと卓上の調味料を確認すると、紅生姜、おろしニンニク、白胡麻、はあるけれど辛子高菜がありません。
 辛子高菜は有料トッピングで百円(高菜ラーメンとして食券を買えば+50円)、堀西時代から別料金でした。
 替え玉はしませんでしたが、麺だけが百円、高菜とネギ入りが百五十円、高菜とネギ入りにチャーシューが付いて二百円、です。
 ご馳走様でした、トッピングの有無については市内のラーメンブロガーにチェックを待つことにします。

posted by ふらわ at 23:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記