2011年06月25日

上板橋で二軒

/啜処 灰汁美(あくび)@上板橋にて醤油つけ麺/蒙古タンメン中本本店にて2こセット/鞄購入/

 オヤジとひとっ話ししてから家を出ます。
 最寄り駅に着くと三本に一本の相模大野止まりに二回は一回はぶつかるように気がして今日もぶつかりました。
 何かが引き寄せているかもしれないので、無理矢理見送って次の便に乗ってみました。

 上板橋駅の南口からいつもの道をいつも通りに歩いていると、右手に啜処 灰汁美(あくび)@上板橋(板橋区上板橋)が見えてきます。

 つけ麺マップに載っていて、掲載店全店制覇を狙っているので行きたかったんだけど池袋から移転しちゃってうどん屋さんになっちゃったんだよね、とガッカリしていたら先月くらいからラーメンを扱うようになったとのこと。
 とは言っても、夜しか営業していないし(二十時〜スープ切れ、不定休)、この店だけに来るのは辛いし、かといって中本本店と連食もきついなと思っていたら、土日は昼営業しているじゃないですか。
 後先考えずにガラッと戸を空けていました。
 店内は小さな居酒屋という感じで、カウンター数席は物が置かれて座れず、テーブル席は四人席と三人席のみ、そういえば店先にも四人掛けテーブルが用意されていたな。
 先客が手前のテーブルで食べていたので、テレビに近い奥のテーブルに座りました。

 なんか雰囲気に押されて「つけ麺、ください」って味を指定しないでオーダーしちゃいましたが、良くメニューを見てみると醤油味、塩味、担々麺、タンメンと揃っていました。
 具無しのかけらーめんもありましたが、圧倒的につまみと飲み物のメニューが多く、何も知らないで入ったら店主一人でやっている居酒屋でラーメンが食べられる、というイメージですね。
 厨房で調理が終わってカウンター台越しに渡されると思ったので身構えていたら、「おまちどおさま」と醤油つけ麺七百三十円を店主さん自ら運んできてくださり、ドンブリを置くと厨房に戻らずにそのまま通り過ぎていきます。
 背中側なので音だけの想像ですが、がさがさっとカウンター席に置かれていた荷物をどかし、ぷしゅっとする音をさせながら座っていました、、、なんとも自由な感じです。

 極太麺は全粒粉とあって小麦色、ステンレス製のスプーンは何に使うのか不明ですが、麺を一本、二本、つまんで食べてみるとほどほどの締め具合です。
 つけ汁はスッキリとしたトンコツ出汁にシッカリした魚介ダシ、どちらかが特出することなくバランス重視、店先のチラシによると「丸鶏ベースのスープ」であり、前記のラーメン本によると鮭とばが使われているとのこと。
 麺を浸して食べてみるととても居酒屋の〆のラーメンのレベルではありません(当たり前ですが)、こんな東京の端っこで営業していないで堂々と山の手線上の駅で勝負したらいいのに、もったいないです。

 ラーメンと共有しているかのような大きめのドンブリに麺が用意されていますが、麺の上にはチャーシュー、茹で青菜、半身ゆで玉子、板海苔、と揃っていて、つけ汁の中にもメンマとチャーシュー(やや厚め)が沈めてありました。
 麺は300gあるので連食一食目としてはキツイ、のに、美味しくてつけ汁まで飲んでしまいました。
 ご馳走様でした、お勘定の時に「池袋で営業されていませんでしたか」と声を掛けると「ええ、まあ」と(その話しはあまりしたくなさそうな感じで)小さい声で応じてくれました。

 古本屋でマンガを一冊読んでから向かった蒙古タンメン中本本店@上板橋(板橋区桜川)、店先に数人の待ちあり。

 大宮店が増えてから毎月の全本支店巡りは出来そうもないと諦めていて、怪我して絶望的になりましたが、なんとか今月は達成できました。
 けれども来月は絶対に無理、関西方面の出張があって中本巡りどころかラーメン屋巡りもままならないことでしょう。
 まあ、月替わり限定メニューに魅力があればもっと早く来ていたんですけど、今月はつけ樺太と冷し味噌野菜が週替わりで登場、どちらも既存メニューなので食傷気味です。
 新メニューが販売されないのは色々なお店側の事情なのでしょう、どんな事情があるか分からないけどお客様の喜びや楽しみより優先することは無いと思います。

 少し待ってから店内へ、既食と言っても一応食べておくかと思いつつも、違うメニューにしてしまいました。
 食券を買うために少し待ち、食券を渡してからも少し待ってから、一人客なのにテーブル席に案内されました。
 席に着いてお冷やを飲んで待っていると、先ずは半冷し味噌(ヒヤミ)スープ百七十円、続けて半蒙古丼、最後に半北極ラーメンが運ばれてきました。
 この2こセット八百五十円は「半味噌タンメン」「半蒙古タンメン」「半北極ラーメン」「半冷し味噌ラーメン」「半蒙古丼」の中から二品選べるので、色々な味を楽しみたい人には助かりますね。

 半蒙古丼は単品では四百八十円、ご飯の上に味噌タンメンの煮込み野菜を乗せ、辛子麻婆と辛し肉をあしらってスライスしたゆで玉子と紅生姜を乗せてあります。
 半北極ラーメンは単品では三百八十円、2こセットにすると十円お得に感じますが、麺の量が半分以下に感じられるのは気のせいでしょうか。
 そしてヒヤミスープは中本一の辛さで、この辛さこそが中本の旨辛の基本、基本ですがゴクゴクと引っかからずに飲めるようになったのは中本に通い出して二年くらいしてから。
 蒙古丼をレンゲですくい、そのままヒヤミスープに浸けて食べると旨すぎます、ビールを飲みたい気分満載ですがそういうわけにはいかず。
 久しぶりの旨辛、一粒、一本、一滴残らず食べてご馳走様でした。

 会社に立ち寄って労災の申請書を受け取り、ついでにメールチェックしていたら遅い時間になってしまい。
 「閉店まであと十分か」と東急ハンズに立ち寄ったら、店内放送が流れて四十分あることが分かり、ずっと悩んでいた鞄を買ってしまいました。
 ACEGENEのEVL−2.0 28355というリュックタイプ、値札を見たら二万円を切っていたのでつい。
 壊れたまま使っていた鞄より随分と容量は減るけど、何でも入るダブダブの鞄は格好悪いと思うようになり、思い切って小さくしてみたんだけど。
 背負った姿を鏡で見てみたら、肥満体には似合わなくてガッカリ。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記