ウルトラマンレオ第41話
恐怖の円盤生物シリーズ!
悪魔の惑星から円盤生物が来た!


−円盤生物ブラックドーム アブソーバ ブラック指令登場−

円盤少年が発見したUFOが地球を襲う。
ブラック指令に呼ばれた地球侵略二号機、ブラックドームは化石に姿を変えいずみに迫る!
絶え間ないブラックスターの侵略に燦然と立ち向かうレオ。
さぁ、来週も皆で観ようウルトラマンレオ!

岡の上のブラック指令。水晶玉で新たな刺客を呼んでいた。
指令「ブラックスター地球侵略二号機、ブラックドーム、発進せよーーーーー!」
地球を離れる事一千万kmの彼方、ブラックスターから今地球目指して円盤生物ブラックドームが発進した。
しかしまだ、地球の人々はその事を誰も知らない。


廃ビルの中、望遠鏡を覗く子が三人。
これは眼鏡屋の大場君。学校でも有名な円盤博士だ。
円盤の事ならどんな事でも良く知っている天才だ。
今日もトオルとあゆみは彼に誘われ、秘密の展望台で円盤を見つけようと円盤を見つけようとしていた。

大場「時間だトオル君、今度は僕の番だ!」
トオル「ねぇ、円盤なんて本当にいるの?」
大場「もちろんだよ!絶対にいるよ」
あゆみ「けどさぁ、円盤博士が見た自体まだ実物を見たわけじゃないんでしょ?」
大場「うん、そりゃあ……まぁ……」
大場は本を取り出してくる。
大場「ほら、この記事にも書いてある通りでさぁ、心の中で円盤よ来い、円盤よ来い、と唱えてると来るんだよ」
あゆみ「ふぅ〜ん、大場君ってわりと信じやすいのねー」
大場「そうじゃないよ!これは事実なんだよ!……!?……あっ!?……円盤だ!!」
望遠鏡を覗いた大場の目に映ったのは一機の円盤だった。
それは円盤生物ブラックドームである。
円盤はこちらに向かって飛んでくる。
大場達は写真を取ったり望遠鏡を覗いたり大はしゃぎだ。
やがて、大場は言う。
大場「そうだ!ねぇ、宇宙人達と話をしようよ!」
トオル「ええっ?どうやって?」
大場「円盤をこっちに呼ぶのさ!」
トオル「ええっ?あれを?」
あゆみ「どうやって?」
大場「鏡だよ!鏡を使ってこっちに呼べるのさ!」
三人は屋上へ移動した。そして空に鏡の光を向ける。
光に反応した円盤はトオル達のビルへと方向を変える。
指令「ブラックドーム、どこへ行くんだーーー!?」
さすがのブラック指令もこれには慌てる。
「円盤だ!円盤が降りてくるぞ!」
近くの人々も奇妙な来訪者に空を見上げる。

ビルに降り立った円盤は正体を現し、暴れたした。
トオル「ああっ!大変だ!宇宙人なんか乗っちゃいないよ!あれは円盤生物だ!」
あゆみ「君達があれを呼んだのよ?どうするの!?」
大場「……降りよう!」
三人は避難を始めた。
円盤生物は口から泡を出して辺りの建物を壊したり、はさみで破壊活動を行っていた。
三人は避難する最中、ビルの中から外の様子を見た。
泡によって、人が……溶かされている。
そこにマックカーでゲンが駆けつける。
ゲン「……円盤生物め!」
三人のいるビルには火の手が回っていた。
大場の両親が助けに駆けつけるが、円盤生物のはさみで足場を破壊されて落ちてしまう。
ようやく、ゲンが来る。
トオル「おおとりさん!」
ゲン「トオル!待ってろ!」
泡攻撃をかわし、ゲンは落ちていた鉄の棒を投げつけた!
見事足に刺さって円盤生物は小型化して消えていった。

大場君も美山家にお世話になる事になった。
いずみ「大場君、君の気持ちも分かるけど、こんなとこそちゃんとご飯食べないとだめよ?身体に良く無いわ」
咲子「そうよ。お父さんもお母さんもね、おばさんの病院で手当てを受けてるから、しばらく入院すれば元気になるわ。元気出して」
あゆみ「男の子なんだから元気出しなさいよー」
トオル「そうだよ!」
大場「……ごちそうさま」
大場君は食卓を出て行く。
ゲン「……僕がもう少し早く駆けつけていたら、あんな事にはならなかったのにな」
いずみ「おおとりさん、あなたのせいじゃないわ。そんなに思いつめる事ないわよ」
ゲン「……でも、何か僕の責任のような気がしちゃって……」
いずみ「でもね子供達の命を救っただけでも大変なことよ?」
あゆみ「でも、元はと言えばトオル君や大場君に責任があるのよ?」
咲子「あゆみ、何て事言うの」
あゆみ「だって二人が鏡を照らして円盤を呼んだのよ」
ゲン「……鏡を照らして?」
あゆみ「宇宙人と話をしようって、わざわざ円盤を呼んだのよ」
トオル「……ごめんなさい」
ゲン「いいんだよ、トオル。何もお前のせいじゃない。誰もあの円盤があんな事するなんて知らなかったもんなぁ」
咲子「そうよトオル君、気にする事ないわよ」
いずみ「あゆみ、あんたもう少し口を慎みなさい、子供のくせに生意気よ」
あゆみ「あたしが生意気なのはお母さん似よ」
咲子「あら?あなたお父さん似なのよ?失礼ね」

部屋に戻ったゲンは大場に密かに誓うのだった。
ゲン(大場君、心配する事は無い。僕がきっと円盤をやっつけてやる)

鳴り響くサイレン、火が移って火だるまでもがく人、黒こげの現場……

ゲンはポストから新聞を取って読んでいた。
ゲン「深夜謎の転覆事故続発か……」
そこにいずみが来る。
ゲン「今朝は随分早いんだねぇ」
いずみ「学校の近くの造成地で化石が発掘されたのよ。 研究材料にちょうどいいから工事が進まないうちに化石探しをするわけ」
ゲン「それは随分研究熱心な事だ。あっ、送っていこうか?」

ゲンはいずみを車で送る。
いずみ「うちの研究室の先輩も来てるのよ」
ゲン「ふーん、おっかないの?その人」
いずみ「おっかないといえばおっかないけど……美人よ?」
ゲン「えっ!?女性!?」
いずみ「あら、もう目の色変えちゃって……」

現場……。
ゲン「なるほど、美人だな、よし……せんぱーい!手伝いましょうかー?」
いずみ「まだいたのー?もう帰っていいのよー、どうもありがとー」
ゲン「分かりましたよ、帰りますよ……」
先輩「……どなた?」
いずみ「ええ、ちょっと……」

いずみはあるものを発見する。それこそが小型化した円盤なのだが……。
いずみ「せんぱーい、ちょっと来てくださーい。何でしょうかこれ?」
先輩「もしかすると、新種の貝の化石かもしれないわ!」
いずみ「こんな所に貝が……?」
先輩「本物だとしたらちょっとした事件だわよ!」

城南大学の生物研究室に運び込まれた円盤。
先生はいない。先輩が呼んでくる事になったが円盤が正体を現していずみに襲い掛かってきたのだ!
側にあった薬品の瓶を投げつけて爆発を起こすと、円盤は窓から逃げていった。
先輩が先生を連れて戻ってくる。
先生「どうしたんだ?」
いずみ「あの化石が動いて……窓の外に……」
先生「化石が?」
先輩「ちょっと美山さん、あなたまさか……!」
いずみ「は?」
先輩「新種の化石の発見を独り占めするつもりじゃないでしょうね?」
いずみ「そんな……」
先輩「じゃあどこへやったの?」
いずみ「ですから今お話したとおりで……」
先輩「嘘おっしゃい。じゃあアレが生きていて、飛んでいったとでも言うの!?」
いずみ「でも本当なんです」
先輩「ひどい方ね、あなたって!せっかく先生までお呼びしてきたのに……」
先生「まぁ、二人とも落ち着きなさい」
いずみ「失礼します!」
先生「美山君!」
いずみは制止の声も聞かず、部屋を出て行った。
先生「……あの窓ガラスが割れた所を見ると、何かあったのかしれない。もしかすると生きた化石という事も考えられる。5000年前の蓮の種が生きていた例もある。美山君の言う通りかもしれないぞ。……念のため、探してみよう」

城南スポーツクラブ前のゲンといずみ。
いずみ「失礼しちゃうわ!あんな言い方って無いわよ!」
ゲン「ちょっと待ってくれよ。その化石って確か、あの造成地から拾った物?」
いずみ「そうよ」
ゲン「……円盤生物が姿を消したのも、昨日の自動車事故も、あのすぐ近くだ。もしかすると……」
いずみ「まさかあれが……」
頷くゲン。
その時、大場、トオル、あゆみの三人が来る。
トオル「おおとりさーん!円盤の写真が出来たよー」
いずみ「ちょっと見せて。……これだわ!私を襲ったのはこれだよ!」
ゲン「大変だぞ……早く奴を見つけないと……!」
トオル「どうしたの?」
ゲン「いずみさんの学校にこいつが現れたんだ!」

城南大学。
教師生徒全員そろって「化石」探しが行われていた。
ゲンといずみはマックカーで来ると、先生のもとに向かった。
いずみ「先生!」
ゲン「見つかりました?」
先生「いえ…」
いずみ「……あのっ」
ゲン「失礼しました、おおとりです。先生、あれは化石じゃないんです。円盤生物なんです」
先生「何ですって?」
ゲン「大至急、みんなを避難させて下さい」
先生「しかし本当に……」
ゲン「間違いありません。うちの町に現れたものと同じものなんです。必ず、このどこかにいます」
いずみ「先生、本当なんです」
先生「よし、君達は皆を避難させるんだ」
いずみと先輩は皆を避難させるために去っていった。
ゲン「今はまだ小さいからいいんです。でも巨大化したら、また被害が出ます」
トオル「おおとりさーん!」
ゲン「トオル!だめじゃないかこんな所に来ちゃ!」
トオル「それどころじゃないよ!大場君がお父さん達の仇を取るんだってここに来てるんだ!」
ゲン「何だって!?」
ゲンはトオルを先生に頼むと大場の捜索にかかるのだった。

暗い地下通路。
大場「ちくしょおー!どうしても僕の手であいつをやっつけるんだ!」
ようやくゲンは大場君を見つけるが目の前には円盤生物が!
ゲン「大場君かい?」
大場「あっ!……見つけた!おおとりさん!見つけたんだ!」
ゲン「いいからここを出るんだ!」
大場「でもあいつがお父さん達を!」
ゲン「奴は危険だ!」
大場「僕がやっつけるんだ!」
ゲン「ここは僕に任せるんだ!」
大場「僕がやるよ!」
そうこうしているうちに円盤生物が近づいて来る。
懐中電灯を投げつけるゲン。変な所にでも当たったのか爆発を起こす。
ゲンは大場君を連れて外に脱出する。
暴れまわる円盤生物。校舎が次々とはさみの餌食に!
ゲンはレオに変身する。「レオォォォーーーッ!!!」

主題歌をBGMに現れるレオ。
トオル「あっ!ウルトラマンレオだ!」
しかし、いきなり泡を吹きかけられたり体当たりを仕掛けられたり……。
キックで対抗するがのしかかられてしまう。
それを退けてハイスピンで泡を吹き飛ばすが……。
トオル「先生!大場君を助けて下さい!」
先生「よし!」
先生とトオルは大場君を助けに行き、無事に助け起こす。
レオはそれを見届けるとスパーク光線で相手の内部を破壊した!内部から泡を吹き出す円盤生物。
そして今までの両手タイプではなく右手だけから出す赤いシューティングビームを発射して倒すのだった。

大場君の両親の退院。
ゲン「退院、おめでとうございます」
大場父「本当に何から何までお世話になりまして…」
咲子「いいんですよ、そんなこと気にしないで下さいな。人は皆助け合って生きてゆくものですからね」
ゲン「大場君、気をつけてな」
トオル「大場君、よかったな」
大場「うん、今度また一緒に望遠鏡を見ようよ」
トオル「ええっ!?もう円盤はこりごりだよ」
大場「違うよ。もう円盤はやめて今度は星を観察するんだ」
あゆみ「じゃあウルトラの星を探しましょうよー」
大場、トオル「賛成ー!」
大場君一家はタクシーで去っていった。
ゲン「じゃあ、今日は天気がいいからドライブにでも行こうか?」
トオル、あゆみ「大賛成ー!」
マックカーに乗り込もうとする三人だが。
咲子「ちょっと待って、二人は宿題」
トオル、あゆみ「えー!」
ゲン「残念だったね、あはは……」
咲子「おおとりさんにはお庭のお掃除をお願いしますよ」
ゲン「……えっ?」

指令「ブラックスター地球侵略三号機、アブソーバー!来ーい!」

本編解説

準備中

・視聴した感想
円盤生物シリーズの中でも比較的おとなしめの話です。
ブラックドームが可愛いです。
とはいえ、ゲスト大場君の両親を怪我させたり
いずみさんと先輩との関係を壊したりと結構えげつない所業しています。
今回の円盤は光でコントロールしているのか……。
おおとりさん、やけに明るいです。
多分一連の事件で落ち込んでいるトオルを元気付けるためにあんな感じに振舞い始めたのでしょう。
最初の時点ではそういう心配りは出来なかったですから戦士として精神的に成長したのでしょう。
MACもダン隊長もいなくなり誰のサポートも受けられないが、それでもレオはたくましく戦い続けるのです!