米原発 川氾濫で電力供給停止
K10037874411_1106271235_1106271236
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

米原発 川氾濫で電力供給停止

6月27日 12時31分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

アメリカ中西部にある運転停止中の原子力発電所で、ミズーリ川の氾濫に伴って、施設への電力の供給が半日にわたって止まり、非常用の発電機が作動する事態となり、地元では原発の安全性に対する懸念の声が高まっています。

アメリカ中西部のネブラスカ州にあるフォートカルフーン原発では、発電所の近くを流れるミズーリ川の水かさが、雪どけと大雨の影響で先月から増し、今月上旬には水位が堤防の高さを越えて、高台にある原発を取り囲む形で水につかりました。26日には、原発の周りに設置した土のうの一部が決壊して、原発に電力を供給するための施設が水につかったため、半日にわたって外部からの電力の供給が止まり、非常用のディーゼル発電機が作動する事態となりました。原発では、1基ある原子炉の核燃料を入れ替えるため、ことし4月から運転を停止していて、原発を運営する電力公社では、非常用の発電機が適切に作動し、核燃料を冷却するシステムにも問題は起きていないことなどから、「放射性物質が漏れ出す危険性はない」としています。しかし、この原発では、今月7日にも電気制御室で火事が起き、1時間半にわたって電源が失われ、使用済み核燃料の貯蔵プールの水温が僅かに上昇したこともあり、地元では安全性に対する懸念の声が高まっています。