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トップ > 政治・社会 > なにが「泣けてくる」だ 「原発を造れば国民は長生き」と推進したのはお前だろ

なにが「泣けてくる」だ 「原発を造れば国民は長生き」と推進したのはお前だろ

【政治・経済】

2011年4月30日 掲載

「原発事故で死んだ人は地球にはいない」だって

 復旧予算の早期執行のため、29日、異例の休日返上で行われた衆院予算委。トップバッターで質問に立ったのはナント、民主党の渡部恒三最高顧問(福島4区=78)。
 原発事故に苦しむ地元・福島について、「国策に従って40年耐え続けてきた」「いま、故郷を奪われようとしている方々を見ると、泣けてくる」などと、時折、涙ぐむような表情を中継カメラにアピール。持ち時間の30分をフルに使って、芝居がかった演説を延々と続けた。だが、渡部こそ原発事故の“A級戦犯”だ。
 この男が過去、原発についてどんな発言をしてきたか振り返れば一目瞭然である。
〈原子力発電所を造れば造るほど、国民の健康は増進、長生きし〉
〈私はエネルギー問題を解決する最大の課題は原発の建設であるとの政治哲学を持っている〉
〈原子力発電所の建設の一番大きな阻害になっているのは(略)安全性に対する国民の認識の問題だ(略)原子力発電所の事故で死んだ人は地球にいないのです〉
 渡部恒三は、自民党時代から通産族議員として原発を推進してきた。なのに、よくぞ「故郷を奪われようとしている方々を見ると、泣けてくる」などと白々しいことが言えたものだ。
 福島県民をバカにするのも程がある。
~2011年4月30日以前の記事~

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