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【格闘技】

35歳佐々木基樹は判定負け

2011年6月27日 紙面から

WBCライト級タイトルマッチでウンベルト・ソト(左)と対戦する佐々木基樹=コスメルで(ロイター=共同)

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◇WBC世界ライト級タイトル戦

 WBC世界ライト級タイトルマッチ12回戦が25日、メキシコ東部のコスメルで行われ、同級11位の佐々木基樹(35)=帝拳=が王者ウンベルト・ソト(31)=メキシコ=に11回1分18秒、0−3の負傷判定で敗れ、日本男子選手で最年長での世界王座獲得はならなかった。日本男子選手の海外での世界王座挑戦は31戦連続で失敗。ソトは4度目の防衛に成功した。

 衝撃かつ笑撃(?)の結末。11回、佐々木が頭から突っ込みながら右ストレートを放った。この日、4度目のカミカゼ殺法は空振りになったが、交錯後にソトの体は宙に舞い、左膝からドスンと着地。そのままもん絶したソトは試合続行不能となった。レフェリーは偶然のアクシデントと判断し、そこまでのスコアでソトの勝利と裁定。史上まれに見るエンディングに佐々木もあぜんぼうぜん。

 王者は中盤以降、スタミナ切れで下半身もフラフラだったが、奇跡の逆転劇が露と消えた佐々木は「やはりチャンピオンは強かった。効いたパンチもなかったし、スタミナも自分で驚くほど残っていた」と話した。

 この試合はWOWOWで7月3日午前5時から放送予定の世界ヘビー級3団体王座統一戦の中で再放送される。 (国際電話)

 

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