大相撲名古屋場所を前に、新幹線で名古屋入りする幕下以下の力士ら=JR名古屋駅で
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名古屋場所(7月10日初日・愛知県体育館、中日新聞社共催)の開幕を2週間後に控えた26日、佐ノ山親方(元大関千代大海)に引率された幕下以下の力士約200人が「相撲列車」で名古屋入り。新幹線のホームに降り立った力士たちは色とりどりの浴衣に身を包み、周囲にびん付け油の香りを漂わせた。
名古屋独特のむっとする暑さに、力士たちは額から汗。5月の技量審査場所で負け越したものの、異例の処置で関取に復帰した垣添(藤島)は「暑いけど、この気候は嫌いではない。いい相撲を取り、場所をわかせたい」と話した。
27日に番付が発表され、28日から各部屋で一斉けいこが始まる。 (近藤昭和)
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