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【サッカー】栗原 横浜M1000ゴール2011年6月27日 紙面から ◇J1 第18節第2日 横浜M2−0山形高い打点から強烈なヘッドがネットに突き刺さった。DF栗原は降りしきる雨の中、右手を高々と突き挙げた。前半44分、左の金井からのクロスをヘッドで叩き込んだ一撃は先制点というだけではない。横浜Mのチーム通算1000得点というメモリアルゴールだった。 「まあ、狙っていたというか、まず先制点を取れれば勝てると思ってたし、順位も上がると思っていた。次に1500ゴールの時にまたオレの名前が出るね」と、栗原はニヤリ。ハーフタイムのトイレでは木村監督から「やったやないか、1000ゴール。カッコええな」と祝福された。 ◆初ゴール観戦1993年5月15日のJ開幕戦で、横浜Mのエバートンが決めたファーストゴールを、何と栗原は国立競技場のスタンドで観戦していたという。「ああ、見てた。CKからだっけ? アシストが和司さん(木村監督)というのは覚えてなかった」と、栗原は苦笑いを浮かべた。 後半ロスタイムのFW渡辺のダメ押しゴールで、チームは得失点差で5位から2位に浮上。目標のACL圏内に帰ってきた。「次は川崎(3位)といいところでまわってきた。うちから出て行った選手もいるし、負けられない」。栗原は早くも正念場の川崎戦に照準を定めていた。 (荒川敬則) PR情報
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