八百長問題からの信頼回復を目指す日本相撲協会は27日、1月の初場所以来半年ぶりに通常開催する本場所の名古屋場所(7月10日初日・愛知県体育館)の新番付を発表した。戦後最多の13人が十両に昇進するなど、八百長で17人の関取が追放された影響が如実に表れた異例の番付となった。
一人横綱の白鵬が朝青龍を超えて単独最多となる8連覇に挑む。21歳の高安が平成生まれで初の新入幕となった。
大関陣では、千代大海に並んで史上1位の在位65場所となる魁皇が、千代の富士の持つ通算1045勝の歴代最多記録にあと1勝。琴欧洲は3度目のかど番で臨む。