広島・野村監督、審判突き飛ばし退場

3回、広島・野村謙二郎監督は広島・中村恭平(中央)のアウトの判定を巡り、佐藤一塁塁審を突き飛ばし退場処分となる。左は広島・永田利則コーチ=マツダスタジアム(撮影・市尻達拡)
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3回、広島・野村謙二郎監督は広島・中村恭平(中央)のアウトの判定を巡り、佐藤一塁塁審を突き飛ばし退場処分となる。左は広島・永田利則コーチ=マツダスタジアム(撮影・市尻達拡)

 広島・野村謙二郎監督が26日、マツダスタジアムで行われた中日戦で、暴力行為により、今季初の退場処分となった。三回、中村恭のボテボテの三ゴロは、一塁手が送球を捕球する前に中村恭の足が一塁ベースを踏んだかに見えたが、判定はアウト。野村監督はベンチから猛然とダッシュし、一塁・佐藤塁審を突き飛ばした。さらに2度、3度と、怒りの形相で肩や背中を手で押した。

 同塁審が「野村監督を暴力行為により退場処分とします」と、場内にコールすると、帽子を投げ飛ばし、ベンチへと引き揚げた。監督として退場は2度目で、暴力行為による処分は初。試合は高守備走塁コーチが監督代行として、再開された。

(2011年6月26日)

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