東日本大震災 被災した学校内で奇跡的に生きていた金魚と子どもたちが再会しました。
東日本大震災で被災した福島県の学校で、奇跡的に生き残っていた小さな命と、子どもたちが再会しました。
子どもたちが見つめる画面には、元気に泳ぐ金魚。
震災から78日が経過した5月28日、福島第1原発からおよそ6kmの学校内で、自衛隊が捜索を行っていたところ、奇跡的に生きていた金魚を見つけた。
停電で、空気を送るポンプは停止し、餌もない状況の中、水槽内で生きていた11匹の金魚たち。
自衛隊員が福島駐屯地に持ち帰り、飼うことにした金魚と、26日、子どもたちが3カ月半ぶりに再会した。
水槽の中には、新たな命も誕生していた。
福島駐屯地では、避難所でばらばらとなった児童たちが飼育できる環境が整うまで、駐屯地内で育てていくという。
子どもは「みんなと一緒に、金魚を世話したこと(を思い出しました)」と話した。
(06/26 18:35 福島テレビ)