つくば、牛久両市内で女性宅に侵入し性的暴行を加えたとして、強盗強姦(ごうかん)罪などに問われたつくば市、無職、小泉正貴被告(27)の裁判員裁判で水戸地裁は24日、懲役20年(求刑・懲役25年)を言い渡した。菱田泰信裁判長は「下見などした計画的、周到なもので被害者は一生背負うほどの精神的苦痛を被った。身勝手な犯行に同情の余地はない」と述べた。
判決によると、小泉被告は昨年8月28日午前3時15分ごろ、牛久市内の女性(当時20歳)方に無施錠の窓から侵入。女性にカッターナイフを突き付けて現金1万円を奪って性的暴行を加えるなど、同6月20日~9月11日、当時20~32歳の女性5人に性的暴行を加え、現金計約20万円を奪った。【酒井雅浩】
毎日新聞 2011年6月25日 地方版