2011年06月10日
短気は損気
T氏はもし彼女の方が考え直すならば別れたくは無いようなので、次の日何度かイリナさんに電話を入れて説得を試みたのだが彼女の方からは仲直りする気はないようだ。そんな彼女の反応を聞いた彼は彼で向こうがそんな態度ならばこっちから願い下げですと言って彼女との交際を完全に諦め他の女性会員とのお見合いを申し出て来たのであった。今でも彼は良く自らを”自分は瞬間湯沸かし器ですので”と言うのであるが、まさにその通りで短気は損気と言う言葉は彼の為にあるようなものだ。
彼は結局2人の女性とお見合いしたのであるが、結局どちらも上手くは行かなかった。そのうちの一人は最初のお見合いの席で驚いた事に彼の目つきが急に鬼の形相のような殺気を持ったものに変わってしまったので即在に御開きに。理由は彼女が自分の方を殆ど見なかった事に誠意が全くないと腹を立てたと言うことだったが、この時の彼の態度を見た瞬間にイリナさんが彼の態度に対して腹を立てたと言うよりも怖かったと言ったあの時の彼女の言葉が私の脳裏に蘇って来た。従ってお見合い後直ぐに彼にお説教である。
このままではどのような女性と交際しても100%上手く行かない事は明白であるが、それどころかお見合い相手の女性会員が日本人に対して悪いイメージを受け退会しかねないだろう。過去多くの男性会員の面倒を見させて貰って来たが、ここまで考えさせられた会員さんは正直彼が始めてであった。もちろん私は彼に直接その言葉を伝え、結婚したければ短気を直すように話をしたのである。持って生まれた性格は変えるのは難しいのは重々承知しているがそれが出来なければ困るのは彼である。
ただ幸いにも彼は私のそうした苦い説教に対して素直に耳を傾け、以後絶対に女性の前では大声を張り上げませんと誓い神妙な態度で反省している。頭は柔軟そうなので、このままでは自分は結婚できないと自覚さえしていれば、多分今までよりは辛抱は出来るだろう。しかし彼の性格が明らかになった今、彼とイリナさんが1週間も上手く行っていた事を考えると逃した魚は大きかったと言うのが余計に残念に思えた。
しかし話はここで終らないのである。。彼が日本に帰国して1週間ほど経ったある日、彼から電話が入った。私が彼宛てに送った滞在時にイリナさんと一緒に撮影した写真を眺めているうちにもう一度彼女とやり直したいと言う思いがこみ上げてきたらしい。
状況から言って復縁は難しいかも知れないが、彼の思いを成就させるべく私はイリナさんを事務所に呼んだのである。その時の彼女の言葉や表情を見ていると彼と別れた事に少し後悔しているように見えたので、彼女に彼がもう一度貴方とSkypeで直接話をして謝りたいと言っていると告げると、彼女はOKしてくれたのであるが、正直私の心の奥底では、私の今回の対応は本当にこれで良かったのだろうか?と言う葛藤に苛まれたのであった。しかし最終的に判断するのは彼女である。そう思って自分の役割を果たすべく再び二人の交信予定を組んだのであった。
彼は結局2人の女性とお見合いしたのであるが、結局どちらも上手くは行かなかった。そのうちの一人は最初のお見合いの席で驚いた事に彼の目つきが急に鬼の形相のような殺気を持ったものに変わってしまったので即在に御開きに。理由は彼女が自分の方を殆ど見なかった事に誠意が全くないと腹を立てたと言うことだったが、この時の彼の態度を見た瞬間にイリナさんが彼の態度に対して腹を立てたと言うよりも怖かったと言ったあの時の彼女の言葉が私の脳裏に蘇って来た。従ってお見合い後直ぐに彼にお説教である。
このままではどのような女性と交際しても100%上手く行かない事は明白であるが、それどころかお見合い相手の女性会員が日本人に対して悪いイメージを受け退会しかねないだろう。過去多くの男性会員の面倒を見させて貰って来たが、ここまで考えさせられた会員さんは正直彼が始めてであった。もちろん私は彼に直接その言葉を伝え、結婚したければ短気を直すように話をしたのである。持って生まれた性格は変えるのは難しいのは重々承知しているがそれが出来なければ困るのは彼である。
ただ幸いにも彼は私のそうした苦い説教に対して素直に耳を傾け、以後絶対に女性の前では大声を張り上げませんと誓い神妙な態度で反省している。頭は柔軟そうなので、このままでは自分は結婚できないと自覚さえしていれば、多分今までよりは辛抱は出来るだろう。しかし彼の性格が明らかになった今、彼とイリナさんが1週間も上手く行っていた事を考えると逃した魚は大きかったと言うのが余計に残念に思えた。
しかし話はここで終らないのである。。彼が日本に帰国して1週間ほど経ったある日、彼から電話が入った。私が彼宛てに送った滞在時にイリナさんと一緒に撮影した写真を眺めているうちにもう一度彼女とやり直したいと言う思いがこみ上げてきたらしい。
状況から言って復縁は難しいかも知れないが、彼の思いを成就させるべく私はイリナさんを事務所に呼んだのである。その時の彼女の言葉や表情を見ていると彼と別れた事に少し後悔しているように見えたので、彼女に彼がもう一度貴方とSkypeで直接話をして謝りたいと言っていると告げると、彼女はOKしてくれたのであるが、正直私の心の奥底では、私の今回の対応は本当にこれで良かったのだろうか?と言う葛藤に苛まれたのであった。しかし最終的に判断するのは彼女である。そう思って自分の役割を果たすべく再び二人の交信予定を組んだのであった。