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AKB&ガガ初競演、被災地支援6千人熱狂

 ダンスで会場を盛り上げる大島優子(中央)=幕張メッセ(撮影・会津智海)
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 ダンスで会場を盛り上げる大島優子(中央)=幕張メッセ(撮影・会津智海)

 世界の歌姫こと米ポップ歌手のレディー・ガガ(25)と、日本の超人気アイドルグループ・AKB48が25日、初競演を果たした。東日本大震災被災地支援イベント「MTV VIDEO MUSIC AID JAPAN」が千葉・幕張メッセで開催され、ガガはトップバッターで登場。黒ずくめの下着姿で2曲を披露し、6000人のファンを悩殺した。2番手を務めたAKB48はガガに負けじと歌い踊ったが、大島優子(22)は「私たちにはできない」と世界との差を実感。感動と興奮を胸に、新たな飛躍を誓った。

  ◇  ◇

 世界の歌姫がいきなり会場をヒートアップさせ、続いて日本のトップアイドルがバトンを受けて会場を最後まで盛り上げた。

 トップバッターとして登場したガガは、まぶたに目を描いた斬新メーク。衣装は胸元がくっきり開いた黒の下着。クモの巣を形取ったセットに自らの手と髪の毛を絡ませて、6000人の観衆の度肝を抜いた。

 「The Edge of Glory」を歌いながらクモの巣を脱出。そのままクモのオブジェの形をしたピアノへ移動し「I love you Japan」と口ずさんだ。

 終了後、ガガは「(設定は)自分の中で物語を作った」と説明。「情熱を持って苦境を脱出しなければならないのは日本と似ている」と被災者へのメッセージを込めたステージだった。世界で鍛えられた極上のパフォーマンスをAKBの前で見せつけ、大きな拍手を浴び13分間のステージを終えた。

 興奮冷めやらぬ中、AKBが登場。眼前で存在感たっぷりのパフォーマンスを見せつけられ、表情には緊張があふれていた。しかし、ガガが残した余韻にうまく乗り、「Beginner」など3曲を熱唱。6000人を沸かせ、世界の歌姫に負けないステージを繰り広げた。

 しかし、アイドルたちの胸中はガガに“完敗”だった。終了後、大島優子(22)は「私たちにはできない。ガガさんだからできると思いました」と素直に貫禄と経験の違いを認めた。高橋みなみ(20)も「(ガガの)メークを見て『来た〜!!』って思いました」といきなり度胆を抜かれたことを告白した。前田敦子(19)は「興奮しました」と目を輝かせた。

 日本のトップアイドルたちは、世界を熱狂させる歌姫の力をしっかりその胸に刻んだ。

(2011年6月26日)

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