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【サッカー】

田中が3戦連続ゴール 柏が首位キープ

2011年6月26日 紙面から

◇J1第18節 柏4−1甲府

 柏がFW田中の2得点の活躍などで甲府に4−1と快勝し、勝ち点28で首位を堅持した。田中は3試合連続ゴールで通算8得点とした。川崎は後半ロスタイムのFW小林のゴールで追い付き、鹿島と2−2で引き分けた。川崎は8試合連続負けなしで勝ち点24。名古屋は浦和に追い付かれ、引き分けで勝ち点20。磐田は最下位の福岡に勝ち、同19に伸ばした。福岡は開幕から13試合連続白星なし。新潟は試合終了直前にC大阪に追い付かれ、9試合連続勝利なしとなった。

 決めた自分が一番驚いた。前半29分、柏の田中が右45度で利き足の左を振り抜くと、次の瞬間、約20メートル先の左サイドネットが大きく揺れた。

 3試合連続ゴールに、田中は「最近シュートの当たりがいいので、自分の左足を信じて打ちました。でも、入るとは思いませんでした」。5分後にも、左からのクロスのこぼれ球を左足内側で押し込み、5月28日の神戸戦以来となる今季2度目の1試合2得点。今季通算8得点、得点ランク暫定2位タイに浮上した。

 昨季終了後に肉体改造(7キロ減量)を敢行。体の切れが増し、非凡な得点感覚に磨きがかかった。一気に才能を開花させた田中には、日本代表のザッケローニ監督も熱視線を送る。9月から始まるW杯アジア予選前の最後の強化試合、日韓戦(8月10日・札幌)への招集も視野に、最近はザック監督の指示を受けた日本代表スタッフが、田中を小まめにチェックしているという。

 「代表は別世界のことと思っていたが、自分が代表に入って、何ができるのかを知りたい。そのためにもこの1カ月で、必ず呼ばれるくらい結果を残します」と田中。念願の代表入りに向け、“イケンメン”FWの顔つきが精悍(せいかん)さを増した。(相原俊之)

 

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