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【大リーグ】

松井、6戦ぶり長打となる二塁打 チームは3連敗…

2011年6月26日 紙面から

フィリーズ戦の6回、中堅へ二塁打を放つアスレチックス・松井=シチズンズバンク・パーク(共同)

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 背番号55が打席に入るたびに容赦ないブーイングが起こる。松井がフィリーズと対戦するのはヤンキース時代の09年ワールドシリーズ以来。MVPに輝く活躍でワールドチャンピオンをさらわれた恨みをフィラデルフィアのファンは忘れてはいなかった。

 「ブーイング? 知らないよ」。松井はサラリと流し、バットで存在感は見せた。両軍合わせて最初の安打は6回、松井の放った中二塁打。得点にこそつながらなかったが「打撃としては良かった」と、6試合ぶりに出た長打を喜んだ。

 前日、一人チームから離れ、ニューヨークの自宅で英気を養った松井はこの日、自宅から車でフィラデルフィア入り。チームは接戦を落とし3連敗となったが、37歳のベテランは攻守に疲れを感じさせなかった。

 メルビン監督代行の意向で当初の予定から1試合増え、フ軍3連戦は全戦先発の可能性も浮上。松井も「選手ですからゲームには出たい」と意欲満々だ。残り2戦はハメルズ、ハラデーと続くエース級。難敵を打ち崩し、次こそ日米通算500号を達成したい。

  (フィラデルフィア穐村賢)

 

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