塩ビ管(硬質塩化ビニル管)

塩ビ管の種類
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内面が平滑で付着が少ない |
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塩ビ管は管の内面はきわめて滑らかで、摩擦抵抗が小さいため、スケールの発生や、汚物の付着が少なく、効率よく通水できます。
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耐薬品性に優れています |
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耐薬品性に優れていますから、酸性土壌による腐食もなく、また汚水の中の酸・アルカリにも影響されず、更に硫化水素による劣化もありません。
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軽量で扱いやすい |
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軽量ですから、運搬や施工現場での取り扱いが非常に楽です。また、継手・附属品が豊富で多様な施工が可能です。
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可とう性に富み、衝撃にも強い |
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可とう性に富み、地震時や地盤沈下等にも追随できます。また、衝撃にも強く、通常の運搬や施工時でも破損することはありません。
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耐久年数が長く、経済的 |
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水道管や下水道管として使用される塩ビ管が、金属製やコンクリート製の管と比較して、建設コストが安く、耐用年数が50年以上と、経済的な管材料です。
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色による識別 |
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VP、HIVPおよびVUには可塑剤は添加されておらず、いずれも安定剤と顔料を添加した硬質ポリ塩化ビニルです。ただし、HIVPには改質剤を添加して、耐衝撃性を高めてています。顔料は外観から材質を区別するためで、VPとVUは灰色、HIVPは暗い灰青色(藍色)をしています。
また、HTVPは耐熱性があるため給湯配管によく使用します。冷水の灰青色に対して温水をイメージする赤灰色(えんじ色)をしています。
最近では、流体の状況を確認したり衛生管理上の観点から透明なパイプ(クリアパイプ)を使用することもあります。 |
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