LIBIDOS -催眠、洗脳、MC(Mind Control)- ブログ
催眠、洗脳・・・人の心を操る禁断の世界。アニメ、映画、ドラマ等の紹介。同人作品の紹介。18歳未満閲覧不可
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小悪魔リンス〜キャンパスリグレット(2) 第一章
1.変化
大輔や紗名たちの通っている大学の正門と、最寄り駅の間の道は、商店街になっていて、学生向けの外食店、カフェ、書店などが並んでいる。その道端で人目を引く女性たちが待ち合わせをしていた。
紗名「オースッ! 二人ともしばらく見なかったけど、元気だった?」
美左子「こらこら。あなたが風邪で休んでたんでしょ?」
若葉「それにたった一日だけだし。」
美左子「ほら、昨日の授業のコピー。私と若葉でとっておいたから、感謝しなさいよぉ。」
紗名「あー、ありがとう! 持つべきものは友達だね。愛しているよ。」
紗名はそう言って、美左子の肩を叩こうとした。
紗名「痛っ!」
若葉「紗名ちゃん、大丈夫?」
紗名「ダイジョブ、ダイジョブ。ちょっと筋肉が張っちゃっただけ。」
紗名は片腕の上腕部を押さえている。前に、バケツを長時間持っていた事の後遺症が、まだ少し残っているようだ。
美左子「もーう。元気なのはいいけど、少しは自重しなさいよねぇ。」
美左子は紗名に注文を付けたが、その眼差しは穏やかでやさしさに満ちていた。
(紗名の奴、うまく振舞っているようだ。洗脳されたといっても、彼女が彼女自身なのは変わらないので、当然の事か。)
昼下がり。三人は大学のカフェで小一時間ほど暇を潰す事にした。
美左子「・・・それでさぁ。サッカー部の連中が私の事じっと見ててさぁ。」
若葉「ミサちゃん、垢抜けてて、かわいいからなぁ。なんか妬けるなぁ。」
紗名「若葉、あんたそれ、本気で言っているの?」
若葉「え? なんで・・?」
本当に不思議そうにしている若葉を見て、紗名と美左子は思わず顔を見合わせた。普段、圧倒的なオーラで、街中の視線を釘付けにしているのは、若葉自身なのだ。
美左子「ところで昨日、ナテマシの奴がまた来ててさぁ。もう・・。」
紗名「美左子!」
美左子が言いかけた途端、紗名は真剣な顔になり、強い口調で遮った。
紗名「あのね、美左子。いつまでも大塚君の事、そういう言い方するの、やめた方がいいと思う。」
美左子「・・・え・・?」
紗名の豹変ぶりに、美左子は戸惑いを隠せない。
若葉「そうだよ、ミサちゃん。放っておけばいいのよ。」
美左子「だって、それは紗名が・・・。」
紗名「確かに言い出したのは私だけど、後半はミサに合わせてて・・。いつまでも言うのはひどいと思う。彼はそこまでの事、していないわ。」
若葉「さ・紗名ちゃん、落ち着いて。私は全然気にしてないから、もう忘れようよ。ね?」
最初は紗名に同調していた若葉だったが、紗名があまりにヒートアップするので、少し慌てていた。
美左子「そ、そ、そうね・・。私も関り合いたくないと思っていたし、つまらない事だったね。関りたくないし・・。」
美左子はそうやって話を合わせたが、二人から不意に攻められて、明らかに動揺していた。その後、三人の会話は普通のものに戻ったが、美左子は心なしか元気のない感じになっていた。

「ククク。美左子のやつ、随分動揺していたみたいじゃないか。」
紗名「あの子ったら、いつまでもご主人様を軽蔑するような言い方をして・・。実は私、本気で怒っていたんです。」
「気を付けろよ。お前が洗脳されている事を、美左子に悟られるのはまずいんだからな。」
紗名「はい。その他の部分では今まで通り、仲の良い振りをしておいたので、大丈夫だと思います。」
大輔は、今日の三人のやりとりを、紗名にICレコーダーで録音させておいたのだ。授業後、紗名を部屋に戻って来させ、今はそのレコーダーを再生させているところだ。紗名は大輔と一緒にベッドの上に座り、彼の腕に絡みつき体を密着させていた。大輔は音声を聞いていて、今日の美左子の様子を、生で見たかったものだと思った。
「おっと、もうこんな時間か。紗名、そろそろ準備を始めろ。」
紗名「はい。ご主人様。」
彼女は答えると、すぐさま服を脱ぎ始めた。テキパキとした動作であっという間に裸になった。そして、バレリーナのように片足で一回転し、すばやく机の上のマジックを拾い上げ、両手で胸の谷間に抱えた。
紗名「ご主人様は天才ですわ。おっしゃった事を実行すれば、美左子は大きなショックを受けると思います。なぜなら私たち、お互いに尊敬し合ってましたから。」
(今日、美左子にした事は、ほんの小手調べにすぎない。この後、美左子はもっと、信じられないような体験をする事になるだろう。)
大輔は、ほくそ笑んで、そう考えた。
紗名「ご主人さまぁ。紗名はご主人様のために、必ず、このミッションを成功させてみせます。今から、美左子の驚く顔が楽しみですわ。」
紗名は無邪気な笑顔を見せながら、大輔に向かって誓った。
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大輔や紗名たちの通っている大学の正門と、最寄り駅の間の道は、商店街になっていて、学生向けの外食店、カフェ、書店などが並んでいる。その道端で人目を引く女性たちが待ち合わせをしていた。
紗名「オースッ! 二人ともしばらく見なかったけど、元気だった?」
美左子「こらこら。あなたが風邪で休んでたんでしょ?」
若葉「それにたった一日だけだし。」
美左子「ほら、昨日の授業のコピー。私と若葉でとっておいたから、感謝しなさいよぉ。」
紗名「あー、ありがとう! 持つべきものは友達だね。愛しているよ。」
紗名はそう言って、美左子の肩を叩こうとした。
紗名「痛っ!」
若葉「紗名ちゃん、大丈夫?」
紗名「ダイジョブ、ダイジョブ。ちょっと筋肉が張っちゃっただけ。」
紗名は片腕の上腕部を押さえている。前に、バケツを長時間持っていた事の後遺症が、まだ少し残っているようだ。
美左子「もーう。元気なのはいいけど、少しは自重しなさいよねぇ。」
美左子は紗名に注文を付けたが、その眼差しは穏やかでやさしさに満ちていた。
(紗名の奴、うまく振舞っているようだ。洗脳されたといっても、彼女が彼女自身なのは変わらないので、当然の事か。)
昼下がり。三人は大学のカフェで小一時間ほど暇を潰す事にした。
美左子「・・・それでさぁ。サッカー部の連中が私の事じっと見ててさぁ。」
若葉「ミサちゃん、垢抜けてて、かわいいからなぁ。なんか妬けるなぁ。」
紗名「若葉、あんたそれ、本気で言っているの?」
若葉「え? なんで・・?」
本当に不思議そうにしている若葉を見て、紗名と美左子は思わず顔を見合わせた。普段、圧倒的なオーラで、街中の視線を釘付けにしているのは、若葉自身なのだ。
美左子「ところで昨日、ナテマシの奴がまた来ててさぁ。もう・・。」
紗名「美左子!」
美左子が言いかけた途端、紗名は真剣な顔になり、強い口調で遮った。
紗名「あのね、美左子。いつまでも大塚君の事、そういう言い方するの、やめた方がいいと思う。」
美左子「・・・え・・?」
紗名の豹変ぶりに、美左子は戸惑いを隠せない。
若葉「そうだよ、ミサちゃん。放っておけばいいのよ。」
美左子「だって、それは紗名が・・・。」
紗名「確かに言い出したのは私だけど、後半はミサに合わせてて・・。いつまでも言うのはひどいと思う。彼はそこまでの事、していないわ。」
若葉「さ・紗名ちゃん、落ち着いて。私は全然気にしてないから、もう忘れようよ。ね?」
最初は紗名に同調していた若葉だったが、紗名があまりにヒートアップするので、少し慌てていた。
美左子「そ、そ、そうね・・。私も関り合いたくないと思っていたし、つまらない事だったね。関りたくないし・・。」
美左子はそうやって話を合わせたが、二人から不意に攻められて、明らかに動揺していた。その後、三人の会話は普通のものに戻ったが、美左子は心なしか元気のない感じになっていた。
「ククク。美左子のやつ、随分動揺していたみたいじゃないか。」
紗名「あの子ったら、いつまでもご主人様を軽蔑するような言い方をして・・。実は私、本気で怒っていたんです。」
「気を付けろよ。お前が洗脳されている事を、美左子に悟られるのはまずいんだからな。」
紗名「はい。その他の部分では今まで通り、仲の良い振りをしておいたので、大丈夫だと思います。」
大輔は、今日の三人のやりとりを、紗名にICレコーダーで録音させておいたのだ。授業後、紗名を部屋に戻って来させ、今はそのレコーダーを再生させているところだ。紗名は大輔と一緒にベッドの上に座り、彼の腕に絡みつき体を密着させていた。大輔は音声を聞いていて、今日の美左子の様子を、生で見たかったものだと思った。
「おっと、もうこんな時間か。紗名、そろそろ準備を始めろ。」
紗名「はい。ご主人様。」
彼女は答えると、すぐさま服を脱ぎ始めた。テキパキとした動作であっという間に裸になった。そして、バレリーナのように片足で一回転し、すばやく机の上のマジックを拾い上げ、両手で胸の谷間に抱えた。
紗名「ご主人様は天才ですわ。おっしゃった事を実行すれば、美左子は大きなショックを受けると思います。なぜなら私たち、お互いに尊敬し合ってましたから。」
(今日、美左子にした事は、ほんの小手調べにすぎない。この後、美左子はもっと、信じられないような体験をする事になるだろう。)
大輔は、ほくそ笑んで、そう考えた。
紗名「ご主人さまぁ。紗名はご主人様のために、必ず、このミッションを成功させてみせます。今から、美左子の驚く顔が楽しみですわ。」
紗名は無邪気な笑顔を見せながら、大輔に向かって誓った。
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