あんだぅです。みなさんこんにちは!
Garmin GPS用の地図「City Navigator Japan v9」にはDVD-ROM版とmicro SD版がある。。。ってそんなことは知ってますね^^;
DVD-ROM版の場合、どうやら正規日本語版のGPS本体のUNIT IDでしか解除キー(シリアル)が発行されず、要するに「日本語本体と日本語地図の組み合わせしか認めない」ということになってしまっているので、台湾版Oregonや日本語化した英語版OregonでGarmin純正の日本地図をまっとうな形で使いたい場合、micro SD版を選択するしかないのだが…
ソフトウェアライセンスなのか? 形のある製品なのか?
micro SD版って、不思議というか、あまりに理不尽な使用許諾形態だと思いません?↓
・複製不可(他のmicro SDメディアにコピーしても動作しない)
・無償保証期間はない
・データが破損したり間違ってデータを消してしまった場合でも復旧サービスはない
要は 「壊れたら諦めてね。買った次の日がデータ消えちゃったら運が悪かったねぇ」ってことだ(笑)
形のある製品なのであれば、無償保証期間があってしかるべきですし、ソフトウェアライセンスなのであれば、不正使用しない限りはソフトウェアの使用権を守るべく、バックアップやデータ復旧などの「自己防衛手段」が認められても良いはずだと思うんだけど…
もともと数が捌けないニッチ商品であり、不正コピーでも出回ったら死活問題に繋がりかねない故、発売元の権利を最大限に確保したいという気持ちは分からないでもないんだけど、社会通念上、ちょっと行き過ぎだと思うぞ。
ってことで、普段はソフトウェアに敬意を持ち、かならずお金を払ってライセンス許諾範囲内で明朗ニコニコ利用をしている僕でも、自分の「買ったソフトウェアを末永く使う権利」を守るべく、頑張って複製を試みることにしてみた。。。
micro SDのCheck Sum と 隠しDiagnostic Mode
Garminの地図の解除キー(25-character unlock code)は25桁のアルファベットで構成され、これは、10桁のUNIT IDと3桁のMAP IDから生成されているらしい。
micro SD版の地図にも解除キーを記述しておくファイル「gmapsupp.unl」が存在し、そこには25桁のアルファベットの羅列が書かれているから、逆に言えば、micro SDの個体に依存した10桁のUNIT IDに相当するものが存在し、それと3桁のMAP IDから25-character unlock codeが生成されていると推測するのは容易い。
「micro SDの個体に依存したあるものから一意的に決まる10桁のUNIT IDってなんだろう???」と考えつつ、色々とネットを彷徨いていたら、Oregonには隠しDiagnostic画面 Modeが存在するらしいことを発見。
衛星の補足状況を確認する画面で、画面の左上を押したままにしておくと、Diagnostic画面が表示されます♪
(本体に依存する方の)UNIT IDやら、電圧やら、稼働時間やら、色々なデータが表示されるのだけど、一番下に「Check Sum」ってのがあります。
ココはDiagnostic画面を開いた段階では「???」になっていますが、その下の「START」ボタンを押すと、なにやら計算を始めだして、16進数が表示されたぞ?
これを関数電卓で10進数に変換してみると、、、、 ピンポーン! 10桁の数字になりました♪♪♪
これが言わば「micro SDのUNIT ID」のようで、別のmicro SDにバックアップをとった場合でも、新たなmicro SDから生成されたCheck Sumから25-character unlock codeを生成できれば、きちんと動きます。
結局のところ、本体のUNIT IDから生成された25-character unlock codeならば、GPS本体に依存した地図(別のメモリカードにコピーしてもそのまま動くが、他のGPSでは使えない)となり、メモリカードのCheck Sumから生成された25-character unlock codeならば、メモリカードに依存した地図(別のGPSに挿してもそのまま動くが、別のメモリカードにコピーはできない)という仕組みになっているようです。
ここまでしか書けないので、micro SD版のバックアップコピーを作りたい方は、あとはご自分で頑張ってみて下さい^^;
ちなみにDiagnostic画面では、「外気温」なんてのも確認できる...ってことは外気温度センサー自体は内蔵しているのね。
そのうちファームのアップデートで、正式にデータとして表示できるようになるのかしら?
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あんだぅさん、私に理解出来そうなのは、1行目までです。
2009/2/20(金) 午後 11:43
mangoさん♪
ちょうニッチなネタなんで、読み飛ばして下さいませ^^;
2009/2/21(土) 午後 11:48
WindowsMobile機でmicroSDのCardIDを調べていろいろ試してみたんですが、やはり複製したmicroSDの地図はうまく認識されません。
地図データのFIDもCardIDも分かっているのに・・・。手強いですね。
2009/2/26(木) 午後 10:55 [ しみけん ]
しみけんさん♪
共通の地図ソフトウェアを使っている以上、解除コードのアルゴリズムは共通なはずなんでしょうけどねぇ…
MobileXT(?)はなにか別の要素もチェックしているのでしょうか。。。
2009/2/26(木) 午後 11:17
解決しました。メディア内のフォルダ構造を間違っていたのが原因でした。メディアのルートにデータを置いていたので認識されなかったようです。
MobileXTはカードIDを調べるために使っただけで、実際はOregonで使っています。
2009/3/16(月) 午後 9:43 [ しみけん ]
しみけんさん♪
解決出来たようで良かったですね!
そうです、マップファイルはGarminフォルダに置かないと駄目ですね〜
2009/3/17(火) 午後 3:04
はじめまして。あんだうさん。いつも拝見させて頂いております。colorado400の話なんですがcoloradoにもDiagnostic画面ってあるのでしょうか?
差し支えなければ教えて頂けませんでしょうか?
2009/3/18(水) 午後 3:09 [ 我民 ]
我民さん♪
coloradoは持っていないので試せませんが、ロックンローラーの真ん中ボタンを押したまま電源投入、ではないでしょうか?
2009/3/18(水) 午後 4:08
素早い返答ありがとうございます。おっしゃる通りの方法でDiagnostic画面確認できました。感謝です。
2009/3/18(水) 午後 9:23 [ 我民 ]
感心します。
2009/3/26(木) 午前 8:23 [ kyo*kou**84 ]
kyo*kou**84さん♪
ありがとうございます(汗)
2009/3/26(木) 午後 2:34