2011年4月28日 19時4分
ライブドア(LD、現LDH)を巡る粉飾決算事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)に問われた元社長、堀江貴文被告(38)は28日、上告を棄却した最高裁決定(25日付)を不服として、異議を申し立てた。最高裁が結論を見直す可能性は極めて低く、申し立てが棄却されれば懲役2年6月とした1、2審判決が確定する。
申立書で堀江元社長側は、弁護人への照会も行わずに元社長の職業を「不詳」と記載した決定は不当と主張。判例違反の主張を「上告理由に当たらない」と判断した理由も不明で、受け入れられないとしている。