北朝鮮:寧辺の「軽水炉」着々と 米研究所が衛星写真

2011年4月28日 11時23分 更新:4月28日 12時11分

2011年3月8日に撮影された北朝鮮・寧辺で建設中の軽水炉とみられる施設の衛星写真=米シンクタンク「科学・国際安全保障研究所」ホームページより
2011年3月8日に撮影された北朝鮮・寧辺で建設中の軽水炉とみられる施設の衛星写真=米シンクタンク「科学・国際安全保障研究所」ホームページより

 【ウィーン樋口直樹】米シンクタンク、科学・国際安全保障研究所(ISIS)は27日、北朝鮮・寧辺(ニョンビョン)で建設中の軽水炉とみられる施設の衛星写真を公開した。3月8日に米デジタルグローブ社が撮影した写真で、原子炉を格納する構造物のような円筒を初めて明確に写し取るなど、建設の進展ぶりを物語っている。

 円筒は直径約21メートル。ISISによると、軽水炉の格納容器としては大きすぎるため、容器を支える構造物の一部かもしれないという。

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