メス甲羅に「とるな」…豊前本ガニ、海へ戻す
読売新聞 6月25日(土)19時40分配信
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甲羅に「とるな」と書かれ、海に戻される雌の豊前本ガニ=大野博昭撮影 |
豊前本ガニは甘みがあり、1キロ3000〜4000円の高値で取引される。年間400トン近くあった漁獲量は2003年に約130トンに減少。春から秋にかけて抱卵するメスをとったのが一因とみられ、翌年から地元の6漁協がメスの甲羅に書き込みを始めた。漁獲量はここ2、3年、約260トンに回復してきたという。
北九州市小倉南区の曽根干潟沖では、曽根漁協の恵良義一さん(50)が、カニがかかった定置網の位置や通し番号を書き添えて海へ戻した。今季の6漁協の書き込み目標は6400匹。恵良さんは「直接書いているので訴えが伝わりやすい。地道に続ければ、少しずつ漁獲量が増えるでしょう」と話した。
最終更新:6月25日(土)19時40分
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