ウルトラマンレオ第15話
くらやみ殺法!闘魂の一撃

−分身宇宙人フリップ星人登場−

凶悪フリップ星人は分身するのだ。戦えゲン!分身星人を倒せ!
謎の青年津山にヒントを授けられたゲンの技。それは、くらやみ殺法!
頑張れゲン!皆で観ようウルトラマンレオ!


◆本編内容


◆怪獣、宇宙人

分身宇宙人 フリップ星人
身:1.9〜47m 重:90kg〜19000t 出:フリップ星
演技者:(巨大化:不明、等身大:不明) 声優:なし 鳴き声:グビラ系(笑い声:バルタン星人)
自らの体を4つの分身に分けて相手を惑わせる戦法を得意とする宇宙人。 テレポーテーションを用い、相手の背後から殴りかかって攻撃する。 しかし、3体の分身は幻に過ぎず、実態は1つである。 等身大の時と巨大化した時では、その姿にはかなりの差異が見受けられる。


◆スタッフ

脚本:田口成光
監督:外山徹
特撮監督:大木淳


◆キャスト

おおとりゲン:真夏竜
モロボシダン:森次晃嗣

山口百子:丘野かおり
梅田トオル:新井つねひろ
梅田カオル:富永美子
野村猛:伊藤幸雄

青島隊員:柳沢優一
赤石隊員:大島健二
平山隊員:平沢信夫
桃井隊員:新玉恭子
白川隊員:三田美枝子

ウルトラマンレオ:二家本辰巳
怪獣:上田克己

津山洋一:潮哲也
ウェイトレス?:島崎みどり
:萩原信二


◆メモ

・喫茶店でトオルが読んでいるのは「小学三年生」の74年6月号。
 「レオたん生の大ひみつ」と称された特集ページが組まれていた。
 レオ誕生、L77星滅亡、アストラの存在など様々な秘密が、
 レオの日記で明かされるという趣旨のものであった。
 この記事は「ウルトラ博物館」という書籍で復刻収録されている。

・今回と16話に出てきた援護戦闘機、デルタダート。
 大木監督によるとライブフィルム等に登場したファントムを使うのは嫌だったとか。
 本来の色は違うのだが機体全体が真っ赤に塗装されている。
 このカラーリングは空のブルーに赤は映えるから、という理由らしい。
(「ウルトラマンレオの獅子奮迅!」第7回の大木監督インタビューより)


Copyright © 1974 円谷プロダクション