運営会社の都合により,このサイトは2011年6月末で終了します.より情報が多い http://snakehabu.web.fc2.com/ をご覧下さい.
おもに沖縄諸島のハブについての情報 (一部その他のヘビも含みます)
<目次から各説明へ移動し,随所から詳しい説明へリンクします>
<説明や図やリンクなどを,今後追加します>
<右は相互リンクで,本ページの内容とは直接には関係がありません> 在
宅ワークなび
以下で,「ハブ」は,多くの場合ハブ類のことです.
ハブ捕り器に用いる「ネズミ」はハツカネズミのことです.
(このページなどで示した価格や資材の提供状況などは,変わっていることがあります)
2011年4月家族用の刺し網送付を開始
経費と労力がわずかなハブ捕獲法で,家庭でも利用可能な刺し網法の普及のため,1軒分の刺し網の送付を開始.自分の住所を宛先に記し140円切手を貼ったB5 以上の大きさの返信用封筒を封書に入れ,〒901-1202 南城市大里字大里2013 沖縄県公衆衛生協会内 刺し網担当宛 に郵送する.長さ約8m (幅約60cm)の網と説明書が返送されてくる.この網で,短い刺し網が5枚から20枚造れる.網以外の金属部は自ら準備する.入手の条件は,ハブが捕れ たら宣伝すること,連絡先のメモを同封することである.絡まったハブがしばらく生きていることがあり,設置の責任は利用者が持つ.なお刺し網法では,サキ シマハブとタイワンハブは捕れない.刺し網法の説明は,本ページ下の刺し網の項,または直接 ここから.
2011年2月 2010年に奄美大島と徳之島でのハブの買い取り数が急増 (毎 日新聞地方版から)
奄美大島と徳之島では1954年度から,被害防止対策として県と市町村がハブを買い上げているが,2010年の1年間のハブの捕獲が前年の1.5倍に急増した(ハブ対策推進協議会のまとめ).暖冬などでハブの出没が多かったためとみられるが,市町村からは「報奨金(1匹4000円)を目当てにハブ獲(と)りの住民が増えている」と,不況が要因という指摘も出ている.
2010年に両島でハブにかまれた人は80人(奄美大島34人,徳之島46人)で,前年より26人増えた(死亡者はいない).特に5〜9月の梅雨期から夏場が多く59人(前年23人)だった.買い取ったハブは30733匹と,前年から10393匹増えた.
名瀬保健所の中島義光ハブ対策専門員は,ハブの捕獲,買い取りが急増したことに「冬場が暖かかったことと梅雨が長く,湿気を好むハブの活動が活発化したた
め」とする一方,現金収入となる報奨金があるため,「不況の影響もあるのでは」.各市町村では“常連”のハブ獲り人のほか,初めて持ち込む人が増えている
という.
運営会社の都合により,このサイトは2011年6月末で終了します.より情報が多い http://snakehabu.web.fc2.com/ をご覧下さい.
緊急時の対応
事前に危険なヘビを覚える
ハブが出た時
ハブを逃がした時
ヘビに咬まれた時
予
防対策
家族や個人が行う対策など
関連機関が行う対策など
土木工事とハブ
対
策の手法や道具
環境の整備
ハブフェンス
刺し網
誘導トラップ
ハブ捕り器
その他の道具
他
の知識
沖縄県のハブ対策関連の年譜
ハブはこんな動物
ハブについての誤解や迷信の訂正
ハブの咬傷の症状と沖縄県内の咬症件数
外来の有害ヘビ(沖縄島)
奄美諸島のハブについて
マムシと世界の毒ヘビ被害
情
報や道具の入手先 (関連文献なども含
む)
ヘビの見分け方
<写真と島ごとのハブ類の分布は下記のページやリーフレットを参照>
ハブ類の分布とリーフレットは,右の沖縄県衛生環境研究所のホームページから http://www.eikanken-okinawa.jp/
(長さは普通の全長,かっこ内は方言名,色や模様は標準的なもの)
沖縄諸島の主なヘビ
危険なヘビ
ハブ:140 cm,三角頭,薄黄色地に黒っぽい絣模様,腹は白っぽい
ヒメハブ(にーぶやー,くはー):50 cm,三角頭で太短い体,薄茶色地に焦げ茶の太縞模様
サキシマハブ:80 cm,三角頭,薄褐色地に焦げ茶の斑紋,糸満市周辺に分布(移入種)
タイワンハブ:90 cm,三角頭で細長い体,薄褐色地に焦げ茶の斑紋,本部半島と恩納村に分布(移入種)
サキシマハブ ヒメハブ タイワンハブ
無害なヘビ
アカマタ:130 cm,赤と黒の縞状模様,攻撃的
リュウキュウアオヘビ(おーなじゃー):80 cm,緑色,おとなしいヘビ
ガラスヒバァ:90 cm,細い体と長い尾,黒っぽい地に少数の白い帯,水辺に多い
タイワンスジオ:170 cm,薄黄色地に黒い斑紋で尾には黒線,沖縄島中部に分布(移入種)
アカマタ
八重山諸島の主なヘビ
危険なヘビ
サキシマハブ:80 cm,三角頭,薄褐色地に焦げ茶の斑紋
無害なヘビ
サキシママダラ:80 cm,黒褐色地に薄褐色の細縞模様
1.山林地域なら,その他の人も含め危険性が低ければ,遠巻きに通過します.危険性があれ
ば,棒で頭か胴を叩きます.
2.逃がすと危険性と恐怖心が残る集落・畑内などなら,棒で頭か胴を叩きます.
棒は,ほうきなどの長さ1.5m程度のものを用います.ヘビを殺すためのスプレー(ハブノック)があれば,吹き付けます.車で通行中なら,轢きます.大
けがをさせても,すぐには死にませんが,いずれ死にます.
3.1匹いれば,周囲には数匹います.下記の環境の整備,刺し網の設置,ブロック塀の構築などの常備の予防対策が,その後の危険性を低下させます.
1.穴や隙間に逃げ込んだ場合は,殺虫スプレー(その他の道具を参照)で追い出せることがあ
ります.確実ではありませんので,1つの手法と考えて下さい.
2.屋内ならガムテープ(その他の道具を参照)を1,2週間,屋外なら役場のハブ捕り器を2ヶ月以上の間設置します.
3.1匹を駆除しても安心できません.周囲には数匹のハブがいる可能性があります.下記の環境の整備,ブロック塀の構築,刺し網の設置などの常備の予防対
策が,その後の危険性を低下させます.
ヘビに咬まれたら,どうしたらよいでしょうか.
1.まず,ハブかどうかを確かめます.
ヘビの種類が分からなくても,ハブなら牙のあとが普通2本(1本あるいは3,4本の時も)あり,数分で腫れてきてすごく痛みます.
2.ハブの可能性があったら,助けをよびます.
走ると毒の回りが早くなります.車で病院か診療所に運んでもらうか,近ければゆっくり歩いて行きます.
3.ハブと分かった直後から,傷口(牙のあと)から血と一緒に毒を繰り返し吸い出します.
専用の吸引器が無い場合は,口で吸い出し,吐き出すことを続けます.口の中に傷があっても,心配いりません.また誤って飲み込んでも,毒は胃の中で分解
されるので害はありません.
4.病院まで時間がかかる場合は,指が一本通る程度にゆるく縛ります.
血の流れを減らす程度に縛ります.強く縛ると血流が止まり,重症になることもあります.縛った後は,15分に1回はゆるめます.
(一部の市町村では,ハブ咬傷者への見舞金支給を条例で定めています)<治療用の抗毒素がある診療所か病院のリストは,次の沖縄県薬務衛生課のHPへ http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=93>
私達は野生のハブをめったに見かけませんが,県内のハブ咬症の80%以上は集落内や畑で発 生しています.那覇などの市街地内にある狭い林にも,ハブが住 んでいます.私達の日常生活の場所にハブが出るのです.ハブ対策には,草刈りと穴埋めなどの環境の整備,ハブフェンスによる侵入防止,刺し網やハブ捕り器 による捕獲,パンフレットの配布などの啓発活動があり,関連機関と住民がそれぞれで適した方策をとる必要があります.狭い地域においてもハブの根絶は困難 ですので,予防対策は半永久的に続ける必要があります.経費と手間を考慮して,危険性の低減方法を選んで下さい.それには,このページなどで示した各対策 手法の特徴とハブの生態などの知識が重要です.例えば,ハブの目撃の大部分は,林や草地から20m以内に集中するため,そこに位置する屋敷や施設での対策 を優先させます.なお,一部のハブ類は資源となり,売却益を予防対策に還元できますが,売却先と量とも限定されています.
対策手法のうちで,人手やハブ捕り器によりハブを捕獲できると一安心ですが,ハブが生息する環境があるかぎり,周囲には少なくとも数匹のがいます.安全
性を常時高めるためには,持続的な効果がある手法が必要です.
(次に示した手法や道具の説明は,後方にあります)
家族や個人が行う対策など
屋敷や畑のハブ対策
環境の整備
ブロック塀やハブフェンスの構築
刺し網の設置
ハブ捕り器の設置(役場に依頼など)
誘導トラップの設置
ハブノックの準備
ネズミなどの餌動物の駆除
草刈り・農作業・キャンプのさいには,服装を整え,必要に応じて棒・吸引器・防具を準備
なお,山地や離島などへ行く前には,治療用の抗毒素がある診療所か病院の場所と電話番号を調べておきます(沖縄県薬務衛生課のHPにリストあり http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=93)
家族や個人よりも大規模となる以下の対策は,ここから
関連機関が行う対策など(一部は施設なども含む)
土木工事とハブ
沖縄県におけるハブ対策などについての年表は,こ こから.
運営会社の都合により,このサイトは2011年6月末で終了します.より情報が多い http://snakehabu.web.fc2.com/ をご覧下さい.
雑草をきれいにし,廃品・廃材などを除去します.
石積みの穴を埋めます.
屋敷の隙間や床下の入り口等を金網等で目張りをして,ハブが入らないようにします.
ハブの餌となるネズミやビーチャーを駆除します.
雑草が茂り危険な歩道 セメントで穴埋めされた石積み
屋敷や施設への侵入防止や,土木工事現場からのハブの拡散を防ぎます.フェンスの種類・経
費とも様々ですが,肝心な点は,
1.フェンスの外側(ハブの居る側)約1mの幅には,雑草や木・廃材などが無いように保つ.
外側の地表に捨てコンを敷いておくと管理が容易.
2.フェンスの外側の面に突起を造らない.
フェンスの最低の高さはここから
おもに,工事現場で用いるナイロン網フェンスはここから
ナイロン網フェンス ワイヤーメッシュを利用 した刺し網
沖縄で古くからハブをからめ捕ってきた刺し網について.適する網目サイズと,簡便な網の設
置法が工夫されました.刺し網は,わずかな経費で設置でき,管理がほとんど不用です.設置場所に注意しながら,たくさん用いると,自らの手によりハブを減
らせます.
ワイヤーメッシュや針金を利用した使いやすい刺し網などの説明はここから.
簡単な図と説明は,ここからのPDFファイルに,エクセルファイルは,ここから.
誘導トラップは,壁ぞいに這うハブの捕獲をねらった,住民が簡便に用いるハブ対策用の道具
です.ネズミなどの餌を用いないため,設置後の維持はほとんど不要で,屋敷近くのハブが減少します.3角型が市販されています
3角型誘導トラップ <3600円,大型ホームセンター,沖縄県公衆衛生協会>
3角柱の両端に,先細りの形状の金網が付き,入ったハブが出られないようになっています.ハブが多い林などに面した壁沿いに密着させ,ブロックで押さえ
ます.数ヶ月に1回は点検して,入り口の枯葉などを除き,隙間が変形していれば調整します.ハブが捕れて,保管・運搬する場合には,全体を袋などに入れま
す.
ペットボトル利用誘導トラップ <自作(試用用)>
ペットボトルなどを材料に自作する誘導トラップです.実験での捕獲実績はあります.
造り方,設置法はここから.
写真などは別のページから.
ハブ捕り器は,おとりのネズミを食べようとしたハブを生け捕りにする道具です.入口は入っ
たハブが出にくいしくみになっています.ネズミの入手と世話が
容易でないため,おもに役場が所有・運用しています.屋敷なら,ハブのいそうな日陰に2,3台を数カ月間用います.ハブが捕れて,保管・運搬する場合に
は,全体を袋か箱に入れます.
ハブ捕り器の使用方法やネズミの扱い方などは,ここから(おもに
役場の担当者向け).
その他の道具,「製品名」 <参考価格;入手先>
殺虫スプレーに似た製品ですが,成分は直線的に約3m飛び,5秒以上の噴射で,ハブは数時
間後に死にます.動かなくなったハブを,すぐに手でつかまないように.スプレーがなければ,1.5
mくらいの棒でたたきます.現在の市販品は,「ハブノック」の後継の「ハブノック・ネオ」.
注射器に似た製品で,ピストンを動かすと,強い吸引力で血といっしょに毒を吸い出します.
数種類の吸い口から,吸い付きやすいものを選んで用います.なければ口で吸います.
市販の殺虫スプレーのなかで,灯油(第2石油)入りのものをハブがいる穴に吹き込むと,ハ ブが出てくることがあります.パイン畑でハブを逃がした場合は,薄めたクレゾール石 けん液が噴霧されています.
ハ ブをくっつけるガムテープなど <105 円から;マーケットなど>
市販のガムテープを,15 cmほどの長さに切り,表を内側にした輪を作り,部屋や廊下の端に数メートルおきに固定します.ハブが通れば,くっつきます.なお,畜舎用の捕虫シートは より長寿命です.
石積みや石垣のハブの隠れ場所,産卵場所をつぶします.材料のセメントを無料で提供する市
町村もあります.
石積みの穴などのハブの隠れ場所の内部に,スプレー用の器具を用いて灯油を吹き込むと,ハ
ブによる利用が減る可能性があります.A重油や軽油も効果があります.なお,ハブはイオウ臭がない重油成分も嫌います.薄めたクレゾール石けん液は,寿命
が短いです.
手元のレバーを握ると,棒の先でハブを挟めます.専門家用で,一般人による生け捕りは危険
です.
ハブ咬症の多くは農作業中に生じ,被害は手足の先端部に集中します.ハブの牙を通さない生
地でできた防具は,手の甲などを守ります.素材は軽く丈夫で
す.軍手をはめてから,親指と中指,小指及び手首をゴムの輪に通し,マジックテープで腕にゆるく巻き付けて使います.右手用と左手用の対で,大と小のサイ
ズがあります.脚につける脚絆もあります.なお,ゴム長靴は,危険性を大きく減らしますが,まれに牙を通します.
ハブの習性・被害・対策法などをまとめた30分のビデオ.製作は古いですが,現在でも役立
つ情報を多く含みます.
おもに沖縄県のハブ対策に関連する事柄の年譜です.ここから.
ハブの分布,体の構造,生活,被害などについては,ここから.
運営会社の都合により,このサイトは2011年6月末で終了します.より情報が多い http://snakehabu.web.fc2.com/ をご覧下さい.
◯ 沖縄ではいろいろな種類のヘビをまとめて「ハブ」と呼ぶ人もいますが,学問的には「ヘ
ビ」です.
◯ 何年間もハブを見ない地域でも,草むらや林が近いと,ハブがいることが多いです.夜行性であまり動かないハブは目立ちません.
◯ ハブがいない島は,ハブが住めないとはかぎりません.その島の砂をまいても,ハブよけになりませんが,ハブを見つけやすくします.
◯ アカマタのいるところにはハブもいます.むしろ,アカマタが多ければ,ハブも多いです.
◯ ハブはイオウ,ホウセンカ,アヒルなどを嫌いません(実験で避けない).
イオウを敷いた隠れ場所も嫌わない
◯ ハブ捕り器や飼育している予備のネズミは,遠くにいるハブまでおびきよせません.ハブ捕
り器を設置した地点で,ハブが増えることはないです.ネズミがハブを引き寄せる距離は,おそらく5m以下です.
◯ マングースはハブを減らしません(マングースの餌の分析結果から).
◯ 琉球列島では,ヘビは冬眠しません.冬でも暖かい夜にはハブが出ます.活動の最盛期は夏で,晩秋から初春にかけては,低温・低湿度の夜は,出歩きませ
ん.
◯ 音が聞こえないハブは,口笛に引き寄せられません.
◯ 一度でも車にひかれたハブは,逃げてもやがて死にます.たたいて大けがさせたハブも,どこかで死にます.ただし,死ぬまでに時間がかかり,その間は危
険です.
◯ ハブは,人に気づいても逃げない場合が多いようですが,人を追いかけることはありません.
◯ ハブは,ジャンプはしません.全長の2/3の長さが最大の攻撃距離で,大きめのハブでも1.5 mも離れていれば安全です.
◯ 卵から生まれた時,少ないながらすでに毒を持っています.
◯ 牙を取ったハブも安全ではありません.牙は年に数回生えかわります.
◯ 咬まれた傷口から毒を吸うとき,虫歯があっても大丈夫です.毒は,飲み込んでも大丈夫です.あわてて刃物で切らないでください.
◯ 咬まれてから血清注射までの時間制限はありません.血清は,総合病院・診療所・外科医院にあります.素人は注射できません.
ハブの咬傷の症状について解説します(こ
こから).
以下のリンクは,ハブ類の咬症件数の資料です.信頼性が高い資料が残っている時代からの件数の変遷と,最近の10年間内の被害の傾向を割合で示しまし
た.項目別の1年ごとの件数は変動が大きいため,傾向を示すには不適です.
資料(エクセルファイル)はここから
資料(リッチテキストファイル)はここから
沖縄島に持ち込まれ問題となる,以下のヘビについて解説します(ここから).
サキシマハブ
タイワンハブ
タイワンスジオ
タイコブラ
鹿児島県の奄美諸島にもハブが生息し被害が出ています.ハブの生態などは,沖縄県のハブと 同様です.奄美諸島のハブの被害と対策などについては,ここから.
九州以北にはニホンマムシが生息し被害が出ています.咬症件数は正確には分かりませんが,
近年では年間約3000件です.うち,死亡に至るものが約10件あります.
世界では,主に熱帯,亜熱帯地域において,多種類の危険な毒ヘビが生息し,多数の被害が出ています.ただし,これらの地域では,食糧問題や感染症の流行
などの重大な問題が存在するため,毒ヘビ被害の実態は把握されていません.概数として,年間で500万人が咬まれ,うち250万人の体内に毒が入り,死亡
数は10万人以上とされています(別の推定結果では,120万人から550万人が咬まれ,うち40万人から180万人の体内に毒が入り,死亡数は2万人か
ら9.4万人).
マムシと世界の毒ヘビによる被害は大きいですが,その多くは集落内や市街地でなく,農地などでの発生です.集落や街の屋敷内の庭や道路,さらに室内での
咬症が珍しくないハブの脅威は,人の生活により密着したもので,深刻です.
運営会社の都合により,このサイトは2011年6月末で終了します.より情報が多い http://snakehabu.web.fc2.com/ をご覧下さい.
沖縄県内の各市
町村のハブ担当課:ハブ捕り器の設置,環境整備の相談,ハブ引き取り HP:ハブ対策等の説明を含む場合あり
課の名前は市町村によって異なります.
代表に電話して,ハブの係を頼みます.
上記の説明内容は標準例のため,あてはまらない市町村もあります.
沖縄県福祉保健部薬務衛生課(県庁内4階):相
談,事業計画 HP:ハブ抗毒素(血清)常備医療機関のリスト
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=93
tel(098)866-2215 fax(098)866-2241
沖縄県衛生環境研究所ハブ担当(南城市大里):相
談,資料提供,展示,ハブ引き取り,採毒,研究 HP:ハブ対策の説明,リーフレットのファイル
http://www.eikanken-okinawa.jp/
tel(098)946-6710 fax(098)946-6711
(財団法人)沖縄県公衆衛生協会(南城市大里):
材料・器具の販売,簡易フェンス施工 HP:ハブ対策用器具等の説明
http://www.okica.or.jp/koeikyo/index.html
一部の材料・器具は,ホームセンター,金物店,薬局,代理店でも販売しています.
(上記の 対策の手法や道具 の部分を参照)
tel(098)945-2686 fax(098)945-3973
(この2機関はいずれも,大里の南風原自治会公民館の上の,沖縄県動物愛護管理センター近くにあります)
鹿児島
県大島支庁保健福祉環境部 衛生・環境室(奄美市名瀬永田町):HP:ハブとハブ対策の説明,鹿児島県の咬傷時の医療機関のリ
ストならびに咬症・買い上げ数 http://www.pref.kagoshima.jp/chiiki/oshima/kurashi/habu-joho.html
tel(0997)52-5411 fax(0997)53-7874
(財団法人)日本蛇族学術研究所(蛇研,スネーク
センター)(群馬県太田市):日本・世界のヘビの展示や催し,採毒,研究 HP:施設案内,ヘビの解説,催しの案内
http://www.sunfield.ne.jp/~snake-c/
tel(0277)78-5193 fax(0277)78-5520
関連文献 (沖縄県のハブの生態と防除に関するものが中心) のリスト(エクセルファイル)は,こ こから
沖縄県の爬虫両棲類に関係する学 会・研究会など(2011年時点での住所など)
沖縄両生爬虫類研究会
〒900-0006 那覇市おもろまち3-1-1
沖縄県立博物館・美術館内
日本爬虫両棲類学会
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院理学研究科動物学教室内
http://zoo.zool.kyoto-u.ac.jp/herp/indexj.html
沖縄生物学会
〒903-0213 沖縄県西原町千原1
琉球大学理学部海洋自然科学科内
tel (098) 895-8577 fax (098) 895-8576