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初心者のためのAC講座
第1回〜ACの動かし方〜
(牙暁) 「俺はこの講座で先生としてACの操縦を教えることになった牙暁だ」
(雪乃) 「私はこの講座で先生のアシスタントをやる事になった雪乃ちゃんだよ。みんな〜よろしくね♪」
(牙暁) 「俺達のことについて詳しくはこのHPの小説「STRENGTH
WING」を読んでくれ」
(雪乃) 「私、2001年1月現在まだ登場してないけど…」
(牙暁) 「仕方ないだろ。作者の執筆ペースが落ちて当初予定の昨年中に9話執筆ができなかったんだから…」
(雪乃) 「ふぇ〜ん、ひどいよ〜」
(牙暁) 「泣くな!とにかく講座の始まりだ!」
【機体製作】
(牙暁) 「これは今回はパスだ。基本動作の練習なら初期機体で十分だからな」
(雪乃) 「えー!こんなダサい機体嫌だよ〜!ロスヴァイセ様のヴァルキュリアCみたいなスマートでカッコイイ機体がいいよぅ」
(牙暁) 「文句言うな!ヒヨッコは黙って言うとうりにしろ!」
(雪乃) 「わ、分かりました〜」
【通常移動】
(牙暁) 「とりあえず基礎中の基礎、ACの動かし方からだ」
(雪乃) 「そんなの別にいらないよ。説明書があるじゃん。というわけで次に行こう」
バキッ!
(雪乃) 「いたいよ〜」
(牙暁) 「勝手に進めるな!とにかくACを動かしてみろ!説明書じゃ不足なところも教えるんだから」
(雪乃) 「はぁーい」
ガンガンガンッ(ACの歩いている音)
(雪乃) 「牙暁君、前後にしか移動できないよ〜」
(牙暁) 「先生と呼べ!お前、ほんとに説明書読んだのか?とりあえずコントローラーのL1かR1を押してみろ」
(雪乃) 「あ、左右に動いた」
(牙暁) 「ACの操縦が他のメカと違うのは平行移動をLRでおこなうんだ」
(雪乃) 「でもやりずらいよ〜。バーチャ○イドの操縦の方が簡単だよ」
(牙暁) 「そこで他社のロボットを出すな。慣れればこっちのほうがやり易い!でもまあ確かにだいたいの初心者はそう思うな。そんなときはオプションのキーアサインでボタン配置を変更するといい。十字キーの←を左平行移動、→を右平行移動にしてL1とR1をそれぞれ左旋回、右旋回にしておけば扱いやすいだろう」
(雪乃) 「ほんとだ。操作が変わってやり易くなってる」
(牙暁) 「でもなるべくならボタン配置はそのままでやったほうがいい。慣れるとこっちのほうがやり易いし、他のフロムの作品をプレイするときにも便利だしな」
(雪乃) 「うん、分かったよ」
(牙暁) 「よし、それじゃあ次に進もう。今度はお前の機体の正面にいる俺の機体を正面にロックオンしながら俺の機体を頂点にして円移動してみろ」
(雪乃) 「そんなの簡単だよ。ここでこうして…あれ?うまくいかないや」
(牙暁) 「円移動をするときは平行移動と平行移動とは逆方向の旋回を使うんだ。例えば時計周りに移動するときは左平行移動をしながら右旋回を少しずついれて逆に回るときは右平行移動しながら左旋回をいれるんだ。やってみろ」
(雪乃) 「えーと左平行移動しながら右旋回っと…あ、ほんとだ。できたよ」
(牙暁) 「この相手を正面でロックしながらの円移動は対戦でよく使う重要なテクニックだからな。必ず覚えるように」
(雪乃) 「はぁーい、分かりました〜」
【ブースター移動】
(牙暁) 「次はブースターの使い方だ。ACを移動させながら×ボタンを押してみろ」
(雪乃) 「あ、はやく移動できる」
(牙暁) 「このブースターダッシュを使うことで普段より速いスピードで移動が出来るんだ」
(雪乃) 「だったらさっきやってた通常移動は使わないんじゃないの?」
(牙暁) 「いや、ブースターダッシュは使うとジェネレイターのエネルギー容量を消費するんだ。だから無制限に使い続けることはできない。とりあえずこの説明は後にしてさっき教えた円移動をブースターダッシュを使ってやってみろ」
(雪乃) 「あ、すごくはやくまわれるよ。わーい、ってあれ?変な警報音がしてダッシュできなくなっちゃったよ。どうして?」
(牙暁) 「画面の左側に縦長い棒みたいなのがあるだろ?それがジェネレイターの残り容量を表しているゲージなんだ。それでさっきも言ったようにブースターの使用はジェネレイターの容量を消費する。そのため使いすぎて残り容量がなくなるとオーバーヒートと言ってACのコンピュータがジェネレイターの容量を最大に回復するまでACのエネルギー消費を抑える信号を出してブースターやエネルギー兵器の使用が出来なくなるんだ」
(雪乃) 「ほんとだ。ジェネレイターのゲージが最大になったら元に戻ったよ」
(牙暁) 「このオーバーヒートは戦闘中に起こすと最大の隙だ。通常移動のはやい軽量2脚ACならまだしも重量2脚ACや戦車型ACのように遅いACだと命取りだから注意するように」
(雪乃) 「はーい」
(牙暁) 「では次はACの空中での操作についてだ。とりあえずACが止まった状態で×ボタンを1回押してみろ」
(雪乃) 「あ、ジャンプした」
(牙暁) 「2脚と逆関節のACは移動ボタンを押してない状態でブースターボタンを押すとジャンプできるんだ。今度はジャンプするときにボタンを押しっぱなしにしてみろ」
(雪乃) 「今度はジャンプじゃなくてブースターを使って上に飛んだよ!ところでどうやって下に降りるの?」
(牙暁) 「ブースターボタンを離すかジェネレイター容量がなくなればそのまま自由落下するよ」
(雪乃) 「あ、落ちてきた。でもこれってあまり使えないんじゃない?なんかすぐエネルギーなくなるし」
(牙暁) 「そんなことはないぞ。今度はある程度上昇したらブースターボタンを押しっぱなしじゃなく軽く連打してみろ」
(雪乃) 「あ、エネルギーをあんまり使わないで空中を飛べるよ」
(牙暁) 「これはポンピングブーストと呼ばれている重要なテクニックだ。これを使うことで大幅にエネルギーの消費を節約して長時間飛行することができる」
(雪乃) 「でもなんかポンコツみたいな飛び方だね」
(牙暁) 「ポ、ポンコツ…」
(雪乃) 「ポンピングブーストじゃ長いから今度からこれの呼び方はポンコツ飛行に決定」
(牙暁) 「はぁ、もう好きに呼んでくれ。次に進むぞ。次は空中ダッシュだ」
(雪乃) 「あ、もしかしてバーチャ○イドみたいに空中でダッシュ出来るの?」
(牙暁) 「ああ。ただしブースターダッシュだからジェネレイター容量を消費するけどな。操作は空中で移動ボタンとブースターボタンの同時押しだ」
(雪乃) 「ほんとだ。しかもバーチャ○イドと違ってエネルギーのある限りいくらでもダッシュできるね」
(牙暁) 「まあな。あと空中ダッシュもポンピングブーストのようにボタン押しっぱなしにしないほうがエネルギー消費が少ないから覚えておいた方がいいぞ」
(雪乃) 「うん、分かった」
(牙暁) 「まだACの移動しか教えていないが今回はここまでだ。次回はACの攻撃方法を教える。対戦のテクニックや火星用ACの操縦はその後だな」
(雪乃) 「次回もお楽しみに。待ったね〜!」
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