市町村合併と今後の文書館
城川町文書館のある城川町は2004年4月1日に西予市に合併しました。
以下2004.3.31までの前文です。
城川町文書館のある城川町は2004年3月に愛媛県内で一番最初に市町村合併を実施します。
東宇和郡宇和町・明浜町・野村町・城川町、西宇和郡三瓶町の5町で合併して市制施行する予定です。
現在この5町は法定協議会である「東宇和・三瓶町合併協議会」を設置して、合併協議項目を検討しています。
この急激な市町村合併の中で、城川町文書館がどのようになるのか、どうしていくべきか、今後の課題です。
ここでは市町村合併と今後の城川街文書館に関する資料を掲載します。
・「西予市」が発足しました
2004/4/1 城川町、野村町、宇和町、明浜町、三瓶町が合併し西予市が誕生しました。
愛媛県内で大規模な市町村合併としては、四国中央市と並んで最初の自治体となります。
今後県内各地で市町村合併が進んでいきます。
合併に伴い城川町文書館は西予市城川町文書館になりました。
・新市名「西予市」と決定
2002/12 東宇和・三瓶町合併協議会は公募していた新市名を「西予市(せいよし)」と決定しました。
西予は愛媛県の地域区分である東予・中予・南予に対抗して作られた地名です。この2.3年よく使われるようになりました。
東宇和郡・西宇和郡・喜多郡・大洲市・八幡浜市の地位で使用している地域区分です。
・東宇和・三瓶町合併協議会の動向
2002/11/8 東宇和・三瓶町合併協議会は合併協議項目「22その他(各種事務事業の取扱い)」の「09その他の公立施設関係の取扱い」の
協議を11月8日に行っています。
確認事項として文書館は「美術館・博物館・資料館」の中に含まれ、その「調整の具体的内容」として「現行の通り新市に引き継ぎ、合併時に調整する。」とあります。
当日の議事録によると、この項目に関しては議論はほとんどなく確認されている。
合併協議会のHPは次の通りです。
http://www.hm5-gappei.jp/index2.html
・城川町長の発言
2002/6/12 6月8日発行の城川町役場の広報『広報しろかわ496』に河野泰成城川町長の「合併後の仮想施策 ーその一ー」が掲載されています。
これは「町長の定期便」と呼ばれ毎号町長自身が書いている文章です。
この中で町長は「先に発足した東宇和・三瓶町合併協議会では、これから新しい市の将来構想や、建設計画の協議がなされるようになります」とまず書き出し、その施策の第一として「文書館の改築・充実を図ってみたいと思います」と述べています。
内容が古文書の保存に限定されていますが、全国の合併に関する首長の話として文書館の充実をあげている例は珍しいと思います。
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