尾張町は藩祖前田利家公の出身地である尾張の国から来た商人が住みついた町で、藩政時代の経済の中心地だったそうです。今も古い建物が残り、老舗の多い町です。

写真は料亭、建物は藩政時代末期のもので３階建てです。
早朝ここを写生している人がいました。

　久保市乙剣神社にある碑です。
　明治の作家泉鏡花は１８７３年（明治６）年にこの辺りで生まれました。
この境内は少年時代の遊び場だったそうです。

（尾張町）

（尾張町）

　老舗の和菓子やさんの裏にあります。
平成１１年に開館しました。泉鏡花の遺品などが展示されているそうです。
ちなみに私はまだ入ったことがありません。

（尾張町）

　久保市乙剣宮の裏から主計町に抜ける石段の坂です。日中でも暗いところからこの名前が付いています。
金沢通の人ならよく知っている場所です。

坂を下りればこんな所

こんな狭い路地も

　昔ながらの茶屋街です。石畳の道で風情があります。加賀藩士、富田主計の邸宅があったのでこの名が付いています。
この茶屋街には有名な鍋料理屋さんがあります。五木寛之さんの小説の舞台にもなっているそうです。
ここに以前入ったことがあります。でも鍋料理のおいしさをまだまだ知らない子供だったので味は覚えていません。

(主計町）