在日中国人留学生の性犯罪、軽視すべからず (2)
周知のとおり、日本は性に関する情報が氾濫していることで有名だ。ポルノビデオや写真がいたるところで見かけられ、たやすく手に入る。禁欲的な中国とは違い、日本では性が全く抑制されていない。このため、好奇心にあふれる中国人の青年にとって日本は誘惑が多い国だ。1980年代生まれ、90年代生まれの中国人留学生はほとんどが一人っ子であり、わがままで自制心がない。誘惑を受けるとすぐに自分がコントロールできなくなってしまう。特に異国にいる中国人留学生は家族からの束縛が突然なくなり、一方で孤独も倍増する。もし学業に専念できれば孤独やさびしさにも打ち勝つことができるのだが、そうではなく、異性への憧れから犯罪に走ってしまう。このため、日本に滞在する中国人留学生の精神的健康は重視するべきであり、在日華人社会もこれに注目すべきだ。
筆者は、中国語で電話カウンセリングができるホットラインを設立し、正常な交際手段や社交環境が周りにあれば、在日中国人留学生の犯罪減少にプラスとなり、中国人留学生が健康な心理状態を維持する助けとなるのではと考える。一方で、日本にいる中国人留学生も性犯罪の増加に対して十分に警戒し、ふとした間違いで一生悔いを残さぬよう、健全な性観念を打ちたて、自我を抑制し、犯罪行為の発生を自覚的に防止しなければならない。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年6月21日