所沢市議会議員 浅野みえ子

2011年 6月 25日 (土)

市民プールが廃止で、代替え案がないなんて?

by 浅野みえ子

 小手指南口にある市民プール廃止について、何人かの議員によって一般質問が続いています。「改修して続けるべきだ」「代替え案をだすべきだ」等々・・・・

設置後40年以上経つ市民プールは、引き続き運営するには大規模な改修が必要となります。
どのような面がと言うと

1.濾過器の機能が低下していて、衛生上続けることが出来ない。毎  年、保健所から水の検査に来る結果「濾過器装置の交換」が求められ ています。
 この交換に、7,500万円かかる
2.人気のスライダーが亀裂していて危ないので大規模修繕が必要修繕 費は、1億4,000万円かかる
3.トイレが古くなって不衛生なので、全面改修が必要、費用は?

(以上は岡田議員の質問でわかる)

また去年行われた事業仕分けで仕分け人から「民間のプールがあるので、今後多額の費用がかかるならば廃止」と判定する仕分け人と「要改善」と判定する仕分け人がいてコーディネイターが廃止としたそうです。そして、市の執行部がそれを受けて「平成24年度から廃止」となったのです。

今年の3月議会でも末吉議員が質問しました。末吉さんは毎年プールに出店する「福祉の店」のお手伝いに何日間も行き、プールを見続けています。「濾過器がきかないので、プールに入る前に身体を通す箇所には、一日中水を流していて水がもったいない」「トイレは、不衛生だと思う」「でも、あんなに沢山の市民が楽しんでいるプールを廃止するのはおかしい。所沢市には、プールが必要なのです。代替え案を出すべきです」との観点で発言し続けています。本当に、私もそう思います。

3月議会では、市民への周知はプールに張り出す。と、答弁していた教育総務部長が6月議会では「9月の広報や市のHPで周知します。と答弁。
でも、代替え案は出て来ませんでした。残念です。

市民生活を考えたならば、代替案を市は出すべきです。教育委員会所管のプールではなくて、全庁的に考え出すのが相応しいでしょう
秋田議員は「東部クリーンセンターの余熱を利用して温水プールの建設を求めています」市の出している「スポーツ振興審議会案」では、温水プールの設置が計画されています。

 40数年間市民プールを運営し続けながら、どこかで大規模改修や廃止せざるを得ないことは事業仕分けが無くても、想像できます。単年度予算で「債務負担行為と言う借金は出来るけど」先に例えばプール建設の為の毎年の貯金は事前になかなか出来なくなっています。が「プール建設基金」等を設置をする必要があったかも・・・・・。時ときの市長がこのような考えなくプール運営をしてきたので、古くなっちゃた廃止では・・・子どもたちが可哀想です。入間や川越のプールに遊びに行っている市民は多いです。

これは10月にある市長選で、「市民プールについて」何らかの争点の一つにもなりそうです。


2011年 6月 22日 (水)

民間企業の感覚がないから被災者受け入れが遅くなったのでは?

by 浅野みえ子

 14日(火)から、一般質問が始まりました。一人ひとりの議員の方の質問を聞き、市長や部長の答弁を聞いていると学ぶ事が多いです。

 14日の大舘議員と石本議員の当麻市長の答弁を聞いて「なぜ、所沢市はマスコミへの広報活動に重きをおかないのか」が私なりに解りました。

 1番目に行った大舘議員さんが「災害対策本部」についての質問で、次のような質問をしました。
「東日本大地震の時に被災者をすぐに避難所を設置して受け入れた自治体が多いのに、所沢市は受け入れが遅かった。何故遅かったのでしょうか?3月19日の新聞に避難民の受け入れは、所沢市:0人、さいたま市:9人、川越市:550人、栗原町:311人、久喜市:300人と、書いてありました。新聞はお読みだと思いますが、所沢市:0人を見て、災害対策本部の職員の方々は、誰も所沢市はおかしいと、思わなかったのですか?」

市長答弁
「大震災の時に、埼玉県から来た受け入れ要請の中に、畳の部屋と入浴施設がある所でと、なっていました。それで受け入れに関しては
3月23日からになりました」でした。
(確かに、畳、入浴出来る冨岡荘が利用されました)

 地震翌日の3月12日の夕方のテレビニュースでは「川越市の体育館に避難された方々が何百人います」と放映していました。畳や入浴関係なく「川越市に避難をしたい」と依頼した方々はすぐに、受け入れました。
形式にとらわれるか、大胆に形式にこだわらずに緊急な時こそ相手の気持ちになって行動するかが、この出来事に対する所沢市と川越市の違いです。
私は、だからこそ役所の中に民間企業の経験をもつ民間人の登用が必要だと思います。

 実は、市民の方から聞いたのですが3月11日の夜、夜中に所沢市役所に市民が「宮城県の人が親戚を頼って所沢市に来たが、避難者を受け入れていますか?」と、電話をしたら「川越市では職員が対応して下さった。所沢市は職員がいなかった。だから、対応して下さらなかった」との事。真夜中も泊まりがけで職員が居て受け入れ態勢をすぐに川越市は造ったのでしょう。「自立都市、川越」です。

次ぎに、石本議員の質問です。
石本議員質問
「私たちの会派は、副市長の民間人登用を提言してきました。職員の総括・政策の立案を行うのに、1人の副市長ではなく民間の経験を持つもう1人の副市長が必要だと考えます。当麻市長は、2期目の市長選のマニフェストに副市長の民間人登用を掲げるのですか?」〜こんなような内容の質問でした〜

当麻市長答弁
「まだ時間があるので、どのような方にお願いするか決めていません」〜こんなような内容でした〜

石本議員質問
「民間人の副市長を登用した時の、当麻市長が考えるメリットとデメリットを教えて下さい。反対に登用しなかった事でのメリットとデメリットを教えて下さい」

当麻市長答弁
「登用した時のメリットは、役所と違う場で培われたノウハウを発揮できると思います。デメリットは、役所の経験がないので職員や市民との意志疎通に時間がかかると思います。登用しなかった時は逆です」

石本議員は、県内で30万に都市は副市長が2人います。と述べています。その時の当麻市長のコメントは「2人にするかもまだ、決めていません」と言われました。

この答弁を聞き、思いました。
役所の経験がないと市民や職員との意志の疎通に時間がかかるのでしょうか?意志の疎通って何でしょうか?
人間の意志の疎通って役所で働く人と、民間企業で働く人とでどう違うのでしょうか?人間同士どこが違うのでしょうか?
すぐに意志疎通が可能な方は、民間人には沢山います。公務員は働く社会人の割合で言うと1%位ではないでしょうか?市民の方々の感性は99%の方が民間人の感覚なのです。だから、民間人登用の副市長はなんら意志の疎通に困る訳はないでしょう・・・

 所沢市は、事業仕分けで「保育士の特殊勤務手当は廃止」と言われたのに、職員組合と執行部との交渉の席で、組合が拒否するので未だに廃止出来ません。これは執行部と職員組合の馴れ合いです。民間では考えられません。(保育士手当は1年間で1,700万円です。集団回収資源の1キロ1円下げて削った予算が、やはり1,750万円です)
このように、公務員の方々は馴れ合いの人間関係が出来やすいように感じています。切磋琢磨しにくい面もあります。又、自分の仕事を広報しなくても市民の方は、役所の機能が必要なので寄ってきますから。

又、民間企業は、自分自身を自然にアピールしたり会社の事を広報する必要が仕事の中で必要になって来ます。仕事内容を広報します。

効率的な考え方も民間では培われます。「市長が議案で提出した第5次総合計画には効率的な、市役所運営と掲げています。だからこそ、職員の総括と、政策の立案等を仕事とする副市長の1人は民間企業の経験者が相応しいと思います」

これらの答弁等を聞いていたら、進んでマスコミに広報しない市の姿勢がこれだから・・・と、感じました。
選ばれるまち:所沢を目指すには所沢市の事を広報しなくては・・・

私が住民要望を届ける為等で日々話しをする職員の方々には、市民感覚(民間感覚)をお持ちの方々が沢山いらっしゃる事を強く書いておきます。市長が思われるほど民間人の副市長登用を市民や職員は拒否しないと思います。


 


2011年 6月 20日 (月)

所沢市はマスコミで広報する気持ちがないのですか?

by 浅野みえ子

6月定例会に請願は3件出されました。

1.集団資源回収の報償金単価をキロあたり5円から6円に戻す件

他の2件は放射能への心配から、

2.保育園、幼稚園、小・中学校の校庭等の測定調査を望む件
3.保育園、学校の給食食材への配慮を望む件

17日(日)の委員会では審議の結果3件とも、請願の代表者を参考人としてお呼びして意見交換をし、その後審議をする事となりました。

 この放射能の件についての請願の代表者は、子育てをしている保護者の方です。測定については私もすべての学校は無理でも、まずは要所要所で測定すべきだと思っていました。そんな折り、放射能の測定を実施したと言う埼玉県下の他市の名前が、一般新聞に載り始めました。始めに市民から言われたのは6月4日でした。「なぜ、所沢市は測定しないのか?子どもたちが心配だ」等と・・・・。私たちの会派でも市に伝えていました。保護者の方だけではなく高齢者の方々にも言われました。所沢市は決断するのが遅いのです。7日に市長からのお知らせで「測定器のリース社に委託して
市内10箇所で測定をする」とプリントが配布されました。

 その後、9日に市内10箇所の場所で測定値は、正常値以下だと発表されました。

 また、17日には市内の学校プール5校で測定した結果が、HPや市の一斉メールで公表されました。いずれもプールの水からは放射性エウ素、放射性セシウムとも検出されなかったとの事です。まずは、今の段階で安心しました。

市がもっと早くに測定をすると公表していたら2件の請願についての思いが、私自身は変わっていました。請願を出した方々に「市はやりますから」と言えたでしょう。
残念ながら、請願の締め切り日の9日には言えませんでした。

 そして、市執行部に今後きめ細かくやって欲しいのは、新聞記者との関係を深めて欲しいです。この土壌測定やプールの測定を実施した事が、市のローカル紙には掲載されていますが、一般紙の地方記事の中に掲載されていないのです。(小さく2紙位は載っていましたが)所沢市よりも人口が少ない他市では、大きく測定に関する記事が掲載されている所も多いです。市役所には記者クラブと言う部屋があり、その部屋に一般紙各新聞社の机があり、新聞社ごとのポストがあります。どうも、市の発表する内容を書いたプリントを、各新聞社のポストに入れておくそうです。他市でもそうなのでしょうか?「どうしても掲載して欲しい記事は、市職員の方から記者の方に直接、伝えた方が良いのではないでしょうか?他市はどうなのでしょうね。

新聞に載れば良いとの問題ではないでしょう・・・と、言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「知りたい情報を丁寧に公表する事」は大事です。市のHPに載っているとの姿勢では困ります。自治基本条例を制定して、市民の方の市政への参加を唱っています。まずは、市と市民が情報を共有する努力を市が進んでするべきです。冒頭に述べた高齢者の方は、新聞は読みますがインターネットはしない方です。と言うより、こんなに市民の皆さんの生活を守る市政運営をします。との思いを市が積極的に発信するべきだと思います。市民に対してのスポークスマンは誰ですか?

放射能の2件は、市民環境常任委員会に付託されましたが(測定等は環境クリーン部の担当などで)子どもたちの問題なので現場は、子ども未来部と教育委員会担当なので、教育福祉常任委員会との連合審査となりました。


29日(水)9時から連合審査の合同委員会は始まります。私が委員の建設水道委員会は、議案審議が終わっていますので、私も傍聴に行きたいと思います。


2011年 6月 18日 (土)

長屋門 落語会 2人

by 浅野みえ子

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長屋門能面美術館
(西新井)
 12日(日)、恒例の「能面美術館」で開かれる「落語の会」がありました。「能面美術館」が好きでここで開催される落語を愛する方々が集まります。毎年「昔昔亭笑海」さんが落語をして下さり、笑海さんの友人をお一人連れてきて下さいます。今回は「鈴々舎馬るこ」さんでした。

笑海さんの今年の落語は、夏に似合う怪談話でした。
「のっぺらぼう」〜ご存知の方が多いでしょう〜

 小間物屋の吉兵衛が化粧品、装身具、日用品などを、赤坂のお屋敷で売った帰り道。
溜池に橋が架かっていて、中程に16、7の娘が、手を合せている。 身投げだ、と思い、後ろからそうっと近づき、帯をつかんだ。 泣き崩れる娘。 どうしたのかと尋ねる。 泣き声が止んで、わけを聞いて下さいますか。おじさん、こんな顔でも、聞いてくれますかと振り返るとのっぺらぼうだった。

 道具を投げ出した吉兵衛、四谷見付まで逃げた。 そば屋が出ている。 そば屋そば屋!そば屋は「その娘ってのは、こんな顔じゃありませんでしたか」と・・・。 のっぺらぼうだった。
自分の家のおっかあも、のっぺらぼうだった。 吉兵衛は、ウーンと気を失った。

お前さん、起きなさい。 変な夢でも見たんじゃないの。 吉兵衛が赤坂のお屋敷に行ってからの話をする。今日はお屋敷に行ってないじゃないの。 酒ばかり飲んでるからだよ。こんな顔じゃ、なかったかい。のっぺらぼうだった・・・ウーン。

ちょいと、お前さん、起きとくれ。何回やっても終わらない。 話・・・

良く笑う女性がいらして、盛り上がりました。

笑海さんは、真打ちになられるそう(おめでとうございます)お披露目を、池袋演芸場で行うそうです。是非、友人と一緒に行きたいな♪♪♪

美術館長の福山元誠師匠、美術館オーナーの鈴木源太郎さん・・・今年も素敵な時間をありがとうございました。


2011年 6月 15日 (水)

「災害弔慰金支給事業」で750万円可決しました

by 浅野みえ子

 14日(火)から始まった6月定例会は、14日に先議として採決した議案がいくつかありました。
 
1.市の文化財に指定されている「荒幡富士」が今回の地震で山頂及び登山道等に亀裂が生じたり、疑木柵にも転倒や破損等の被害が生じたので、修繕費用予算額が議案として提案されました。

84万1,000円です。(この修理費として市民の方々から義援金が30万3,200円集まっているそうです)

市民の憩いの場になっている荒幡市民の森の象徴になっている富士です。又、初日の出を見る富士ですので、全会一致で可決されました。

他には、防災無線の移設費も議案として出ました。これについてはまたお知らせします。

今回今まで知らなかった議案が出たので、一つ学べました。

.「災害弔慰金支給事業」です。750万円です。
事業の概要は、地震や豪雨等の自然災害により被害を受けた市民の遺族の方の生活安定の一助とするため、弔慰金を支給する条例があったのです。条例に基づき2人の方に支給します。今回の地震時に、2人市民の方が仙台と、石巻の被災現場にいて、お亡くなりになったそうです。

弔慰金は、
・生計維持者:1人・・・支給額500万円
・その他の方:1人・・・支給額250万円


これは法律で、国が2分の1 県が4分の1 市が4分の1負担です。

勿論、市民であることが確かであるのですか?等の質疑があり、現地の報道情報で確かなものですとの答弁があり、全会一致で採決しました。
阪神淡路大震災の時も、2人いらしたそうです。

今回の、災害でお亡くなりになった方は3万人近くです。(不明者を含めて)不明者の方は、普通は1年間で死亡推定になりますが、今回の震災の行方不明者は、3カ月で死亡推定にする法案を閣議決定しているそうです。国会を通ったのでしょうか?

残された遺族の方には弔意となりますので、是非早くにお渡ししていただきたいと思いますが。東日本大震災では、3万人近くの犠牲となられた方への総額を考えると1兆円近いです。国はどうにか捻出しても地方自治体は大変だなあと思いました。国には瓦礫の処理の予算も早く地方に渡したり、地区内処理でなくても処理できる法律なども早く決める事が、日々、求められています。ですから、国には2次補正を早く決めていただきたいです。政治は妥協の結果でもあるのですから、
国民がねじれ国会を選んだのですから、与野党で協議して法律や2次補正額を早く決めていただきたいです
。協議出来る道をなぜ菅総理はリーダーとして歩まないのでしょうか?民主党内からも退陣の道を諭されだして、いつもの不安な表情ではなくて逆に笑顔になっていく菅総理の表情や、政治家としての感性が信じられません。対立する事のみが好きな方なのでしょうね。今国民は、対立ではなくて協調を望んでいます。民意に添った「国民生活を考える」政府になっていただきたいと私は思っています。


2011年 6月 13日 (月)

所沢市内の空間放射線量の測定結果は大丈夫

by 浅野みえ子

 中旬に測定すると言っていた測定が早くなりました。
以下、市のホームページからです。

○所沢市では市内10地点で空間放射線量の測定を6月9日(木曜)に行っ  たそうです。測定結果は、日常生活に支障のない値でした。詳細は市 ホームページに掲載してあります。

○測定値を基にして年間換算値を算出したところ、国際放射線防護委員 会(ICRP)による一般の人の平常時の放射線量の限度(自然放射線等を 除く)である年間1mSv(ÐØƒV[ƒxƒ‹ƒg)mSvを下回っていたそうです。

○今回の測定値は、最近、県内他自治体で測定し公表している値と同程 度だったそうです。

 まずは一安心です。が、原発事故はまだ放射能を垂れ流しています。今後も測定は必要です。

・今回の事で保育園の対応に驚きました

例えば、
・保育園・学校給食に関して「食材の産地公表」「食材の測定」をして欲しいと言う、保護者の方々の意向を受けて保育課と、学校教育の保険給食課に会派で聞きました。
答弁は
・保育園は各公立保育園ごとに食材を購入しているので公表するのは不 可能
・学校給食も、自校給食も学校ごとに食材を購入しているので(特に野 菜は地産地消)センターも・・・
・世間で安全と公表している食材を購入しています。との事でした。
 そうだろうなと思います。

 それを聞いた保護者の方々は、「希望者にお弁当を持たせて下さい」 と言われました。
その答弁は
・小・中学校はOKでした。
・公立保育園は保育課が「現場の先生方に聞いたら、お弁当を持ってき た子どもと給食を持ってきた子どもと同じ保育室で食べる事は出来ま せん。同じ物を食べる為にはお弁当の子どもは別の保育室で食べるよ うになりますから、その為に臨時保育士を雇用して下さい」との事な ので、職員を増やせませんから、保育園はお弁当はだめです。
 との事でした。

この保育園現場の対応がおもしろいですね。何でも手がかかるから人を増やして下さい。と言う日頃の保育士組合の体質が現れています
何も、0才児・1才児・2才児にまでお弁当を!との保護者の要望ではありません。3才児・4才児・5才児ならば先生の手をかけなくても自分でお弁当の支度や後かたづけは出来ます。友達と違う人がいてもそれを受け止め合う関係をおおらかに容認し合うのが保育、教育だと私は思います。

・私が働いていた幼稚園は、毎日お弁当持参の幼稚園でした。違う内容 のお弁当を食べるのが当たり前でした。その事で子どもたちに手はか からなかったし、子どもたちは自立していました。 

・とは言え、私が今子育て中ならば(保育園児で)お弁当を持参させよ うとは思いませんが。
・でも、いろんな感じ方の保護者がいらっしゃるのですから、この件で は保護者のお気持ちを察してお弁当持参の方も受け入れる保育課にな って欲しいですね。
・でも、現場を指導できない保育課なのかな?


2011年 6月 12日 (日)

早く終結して欲しい・終結してください原発事故

by 浅野みえ子

東京電力福島第一原子力発電所での事故の発生に伴い、放射線量に対する市民の関心・不安が高まっています。特に子どもたちへ対しての影響が心配です。

 朝のテレビ「とくダネ!」に確か7日(火)だったと思いますが、所沢住民の有志の方が数人で航空公園の土壌を放射能の測定器で測定をしている姿が放映されていました。その方々は母親たちで「子どもに与える影響が心配です。市が測定するなどの対策をして欲しい」と、画面で話されていました。測定値は安全圏でした。

・土壌の放射能を測定して公表して欲しい。
・保育園や学校給食の食材の産地や、安全な物であるかを公表して欲し い。 
・プールの水を放射能測定器で測定して欲しい。
・保護者の希望でお弁当持参も許可して欲しい。
 等々の要望が私にも何件か届いていました。
 勿論、市や教育委員会にも届いていることでしょう。

早く対策を決定して欲しいと、市に伝えてきました。やっとこの度、
市が2点決めました。

1.空間放射量を測定する(6月中旬に市のHPで順次公表する
 ・市内10箇所で測定する・業者委託をするそう(市の職員が同行)
 ・各地点で地表から5センチメートル、50センチメートル、100センチ  メートルの高さで、30秒ごとの5回の測定値を平均値とするそう
・担当:環境クリーン部環境対策課

2.学校プール及び北野公園市民プールのプール水の安全性を確認する  ことを目的とし、放射性物質の測定を行うことと決定しました。や  はり業者委託
・担当:学校教育課・スポーツ振興課

※冒頭に紹介した保育園児、小・中学校児を育てている母親の有志の方々が「6月議会」にこの放射能事故に関わる不安材料に関して「請願」を出されました。この気持ち理解できます。


福島第1原発事故の警戒区域の住民の方のご一家が、北秋津地域のアパートで暮らしています。親戚を頼られて所沢にいらしたご一家で、アパートの大家さんが「家賃はいりません」と、貸して下さったのです。大家さんに感謝です。
先日お尋ねして「何かありましたらご相談下さい」と名刺を置いてきました。数日前に電話があり、ご一緒に市の相談窓口に行きました。市民課と都市整備課の職員の方がとても親切に対応して下さいました。郷里で大きな一軒家に住み畑で野菜作りをしてきたおじいさんと、おばあさんがアパート暮らしが合わなくて、一軒家を探したそうです。良かったです。国の施策として「仮設住宅に入った事と同じように県外でも家を借りた家族には家賃補助が出る」そうです。
都市整備課の職員の方が「丁度、昨日県の会議にでたら家賃補助金が来月位から出ると説明していました。不動産業界の方も言っています。是非、その家を借りると良いですよ」と言って下さいました。一緒に行ったのは娘さんです。、とても綺麗な気丈な方で「今日は大安だから帰りに契約します」と言われていました。また「一時帰宅で帰った時に測定したら安全圏の数字でした。それなのに帰れない事が悲しいです。いつ帰れるのかずっと帰れないのかも分からなくて母は夜中に泣いています」と・・・・・。
こんなドラマが原発事故に伴い数多くあるのでしょう。お気の毒です。が、少しほっとしたのは、ご主人もご自身も仕事を見つけ市内で働き始められたそうです。働く場がある事は何よりです。でも、所沢市も測定値が高くなったら子どもたちはどうするのだろう・・・?頭が痛い


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