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福島第一原発の事故で放出された放射性物質が、偏西風によって北米大陸からヨーロッパに到達していたと、九州大学と東京大学のグループが発表しました。
きょう午後、福岡県春日市の九州大学応用力学研究所と東京大学をテレビ電話で結んで、福島第一原発から放出された放射性物質がどのように拡散したかの発表が行われました。
九州大学の竹村俊彦准教授の解析では、放射性物質は、3日後には北アメリカ大陸の西海岸、1週間後には西ヨーロッパに到達していました。
3月15日に日本の南岸に接近した低気圧の上昇気流によって放射性物質が持ち上げられ、偏西風に乗って拡散したとみられるということです。
ただ、福島原発周辺以外では人体への影響はないということです。
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