東電の電力需要、猛暑で震災後初4千万kW超

  • 2011年 06月23日 01時58分
  • 提供元:読売新聞
 東京都心部が真夏日となった22日、東京電力管内の最大電力需要は冷房の使用が広がったため、東日本大震災の発生後では初めて4000万キロ・ワットを超え、ピークの午後4時台には4129万キロ・ワットに上昇した。
 同日の東電の電力供給力は最大4730万キロ・ワットで、約13%の供給余力を確保したものの、本格的な猛暑が到来すれば電力需給は一段と厳しくなる恐れもある。
 22日は東北電管内でも仙台市などで真夏日となり、管内の電力需要は午後2時台に震災後で最大の1064万キロ・ワットに達した。この日の東北電の供給力は1180万キロ・ワットで、供給余力は10%を下回った。
 最大需要は東電が22日午前8時半に発表した予想(3990万キロ・ワット)を大きく上回った。23日の予想は4150万キロ・ワットと22日を上回り、供給力(4780万キロ・ワット)に対する余力は22日と同程度となる見通しだ。

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