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【プロ野球】

内川抹消 右太もも肉離れ

2011年6月24日 紙面から

 交流戦MVP、12球団打率トップのソフトバンク・内川聖一外野手(28)が23日、右太もも裏肉離れのため、出場選手登録を抹消された。患部には5月から張りを抱えており、状態確認のため22日に受けた精密検査の結果から、秋山幸二監督(49)が決断した。復帰への期限は設けず、完治を優先する。

 リーグ戦再開前日の全体練習の輪から、内川が消えた。午前11時の集合時間にはヤフードームに現れたが、すぐにベンチ裏へ。そのまま姿を見せることはなかった。

 5月4日の楽天戦での守備中、右太もも裏の強い張りを訴えて途中交代。その後7試合スタメンから外れた。それでも同13日の西武戦で復帰すると、張りを抱えながら交流戦でも大活躍。打率3割2分6厘、4本塁打、20打点など打撃各部門で上位に入り、MVPに。交流戦Vの立役者になった。交流戦後に全体練習が再開された22日、内川は打撃、守備とも通常メニューを消化。しかしその後、秋山監督が本人に状態を確認し、検査を指示。福岡市内の病院で検査を受けて肉離れが確認されたため、登録抹消を決めた。

 再登録は7月3日から可能だが、指揮官は「(最短復帰の見込みは)分からない」とし「故障しながらプレーしていて、ほか(の箇所)にも影響は出ている。しっかり時間を取って治すということ」と復帰までの期限は設けなかった。球宴前の復帰を目指すのが現実路線だろう。チーム関係者によると、内川は強行出場し続けるつもりだったが、秋山監督が制したという。

 内川は広報を通じて「チームに暗いイメージを持ち込んでしまい申し訳ない。こうなった以上、1日も早く治すしかない。しっかり治して早くチームの力になりたい」とコメントした。 (森淳)

 

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