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2011年6月24日(金) 19:30 |
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さぬき市でサワラの稚魚6万匹放流
瀬戸内海を代表する魚、サワラの稚魚6万匹がさぬき市で放流されました。
サワラの漁獲量の減少をくいとめようと、香川県などが1998年から毎年行っているものです。 水槽の中を元気良く泳ぐサワラの稚魚は、先月はじめ、人工授精で生まれたものです。 高松市の水産総合研究センターが、サワラの卵をふ化させ、さぬき市の小田中間育成場に運び、エサを与えて体長10センチの稚魚にまで育てました。 放流は、地元の小学生や、幼稚園児120人を招いてさぬき市の小田漁港で行われました。 香川県のサワラの漁獲量は、1986年の約1000トンをピークに、一時18トンにまで落ち込みました。 人工授精が1998年から始まり、漁獲量は一昨年138トンと徐々に回復しています。 サワラの稚魚は、瀬戸内沿岸に7ヵ所ある中間育成場で育てられていて、今後予定されているものもあわせると10万匹が瀬戸内海に放流されることになります。
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