第2管区海上保安本部によると、調査船は一定方向に向かって進んだり止まったりを繰り返していた。巡視船の無線による照会に対し、調査船は「日本から200カイリ(約370キロ・メートル)離れた公海上で、海洋環境調査のため採水を実施している」と回答したという。
巡視船が「我が国の排他的経済水域内であり、事前の同意のない海洋調査は認められない」として、繰り返し中止を求めたところ、調査船は間もなく向きを変え、午後2時31分頃、同水域の外に出た。
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